見出し画像

ふたつのカラダ

切り取られてゆく景色と、
現れては消えるひとの熱が

身体を奪っていった。
意識と切り離されたそれは、


どこかの駅に置き去りのまま。

だれかの拾うのをどこかの駅で待つも、
待てども待てども

電車は来ない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?