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詠金魚
2017年4月21日 21:55
毎日を継いでいく。いまはまだ、走らせる電車はない。軌条を鍛え、枕木を削り毎日を継いでいく。どこを駆けるのかと切符切りが訊ねたけれど、その問いには駅が要りそうだ。 切符切りは小気味よく改札鋏を鳴らした。いまはまだ、走らせる電車もない。電車が先か、乗客が先か考えあぐむ。いっそ、おサル電車にしよう。論理包含おサルが先か、空空と 遊園地の切符切りも悪くないだ
2017年4月4日 07:44
風に愛されたこゝろが地面に咲いていた。水に挿してやれば、それは唄う。あなたの聲で、うすぼんやりとした灯りに語るその聲に夢のなかで、 夢にみる。
