ねこ 人間化計画
最近 ねこ は益々「人間化」している
なーーなーーと なきますが
ななな なな ななな なな なな なーなな な
と
最近は
もごもごと 五七五 で歌詠みをしている時もある
(きんとと 談)
朝起きてきて
「ただいま」と寝ぼけた挨拶をした息子に
「午前様だね」
と、鋭い切り返しをしてみせたこともある。
(きんとと 談)
べしゃりも達者になろうとしているのか
また
人間の食べているものに興味をもちだし
先日などはフタを開けた炊飯器の白飯の匂いを確かめに顔を突っ込んでいたのでビビった。
それ炭水化物ですよ
食べたいの?
何となく
タンパク質しか興味無いと思ってたんで。
また
特に興味を示してきているのが 油
マヨネーズを絞ると
確実に食卓に上がり「どうもどうも」と舐めようとするのです。
ぶったまげた
酸っぱいですよ、これ。
何となく
酸味は苦手なのって前に言ってたような気がして
あ、でも玉子がタンパク質か。
でも酸っぱいですけどね
*
夕飯後
天ぷら油を濾過器に通してそのままにしていたら
舐めていた
the 油 を
えび天を揚げたわけでもなく
から揚げを揚げたわけでもなく
おイモの天ぷらを揚げたんですがね。
好みの香りがしたのでしょうか
闇夜のお台所の片隅で
油を舐める ねこ
人間化?
いやむしろ 化け猫だよ
猫は9年生きると
化け猫 猫又になると聞いたことがある
まさに
行灯の油を舐める 猫又に
江戸時代、飼い猫の食事事情は猫にとっては栄養不足だったようですので行灯にさされた鰯油の匂いに惹き付けられて舐めたそうです
令和の猫なのに
うちの ねこ は未だに江戸時代の食事事情か
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