伊勢詣

「せっかくだから大鳥居にかかる日の出を見たいよね」


12月2日(土)伊勢参拝に出掛けた

新年らしいなぁ な 題名でしたが
まさかの昨年の出来事を ぬるりと らしさ を全面に押し出して投稿する作戦を思いついた

今年も ふつつか な私をよろしくお願い致します


3人の子供達もそれぞれに忙しくなり予定が合わなくたなってきた中、昨年春、部所移動により長い就職歴で初の土日休みを手にした旦那さんとようやく休みが合うようになり、最近では旦那さんと二人でフラフラと近場に出掛けることも多くなった。

この伊勢参拝も今回は旦那さんと二人だけで行くことになった。

縁起の場所、みんなが明るくなる場所、家族みんなで行けたら最良だったけれど、子供たちは「たまには二人で旅行でいいじゃん」と私達を二人で送り出した。

「じゃあ4時に出発しよう」


今回の参拝には目的がはっきり ある

ニュースで見た木彫りの「干支守」がどうしても欲しくなってしまったのだ。

12月1日から授与が開始され、その数は二万体というじゃないか。毎月30万人近くの参拝者がいるのにたたたたたった二万体ではあっという間なのではなかろうか!?

正月に初詣で行けばよいトコロだが、それでは間に合わない気がした。
なによりも
「ついでに感」で手に入れるのでは、これまでの私から変われない気がした。

この 龍 を 手に入れるために 動きたい。


しかも
授与開始の翌日のこの土曜日は最近には無かった「完全に何も用事の無い土曜日」だった。
まさにこの日に行くべきと位置づけられた気もする。


三年ほど前から「龍神様」を頼りにしてきた。

私の身体をめぐる血液に、良い水分と酸素を送り流したくなった。

老廃物でガチガチに固まった背中は、「言いたいこと」を言えない自分の現れだといよいよ自覚して、このままでいたくない!と思った。

鎮守の神社の龍神様に会いに行き、自分の今を報告して、見直しして、良い言葉を発して受け取る、良い循環を心掛けていた。


また、「猿田彦神」にも惚れた。
「みちひらき」というに名文句に心を奪われた。

まさに五里霧中で
迷子になっていた私が求めていた言葉であり、場所だった。自分が行きたい場所、なりたい私を探して、また迷子になりそうな時にしてきた事を見直し、これからする事を自分に問いかける。我が道を開くための道標を与えてもらう。

それまでは「参拝」はなんとなく形だけで「ご利益」なんて恐れおおい...とか「受け身」な距離感だったが、今は「自分から取りに行く」スタンスに変わった。

龍の干支守り
猿田彦神社参拝

二つの「触れたいもの」に
同時に触れられる場所に

行かねば!!

愛知県民なので、伊勢は三重県、お隣さん。

高速道路を使えばまあ2時間ちょいでちょちょいのチョイ。
下道なら3時間かな...。

4時に出発だ!
と、言っておいたもののなんだかんだと そんな早くなくても良いだろうと結局5時に出発となった。

6時にはもう開門しているのなら、6時に居たいと望んだが 今は冬、かなり真っ暗すぎるし寒すぎるよな。


4時に出発したら
もしかしたら下道でも2時間ほどで行けちゃうのかもしれない。高速代が浮けば美味しいお食事がランクアップできるなぁ。
猿田彦神社に近い駐車場に停めてのんびり明け方の暗いお祓い通りを歩き、大鳥居に6時15分頃到着。
ゆっくり内宮を各所各所周り7時頃、帰りの大鳥居にかかる日の出を拝む。
再びお祓い通りを戻り、息子の大好きな赤福をお土産に購入、そこで一服、朝食がてらに赤福を頂きちょっとダラダラと休憩して、8時頃に猿田彦神社参拝。
を、当初の予定としていた。

旦那さんは
「良いよ~その予定で行こう」と気楽に賛同してくれたが彼のお目当ては「おかげ横丁で食べ歩き」。そこが賑わうまでの時間をどうやりくりしても持て余してしまう。

「6時にこだわる必要は無い!」と自分の中にあった 理由の無いこだわり は捨てることにした。

その日大鳥居にかかる日の出は7時10分頃
到着時間を7時に変更、駐車場も内宮真ん前を目指し、まずは日の出を拝んでから大鳥居をくぐる作戦に変更だ。
そうすることで1時間程「何も無い時間」が縮まる。これで私の希望と旦那さんの希望を上手くすり合わすことが出来る。

お互いが気持ち良くこの旅を過ごすためにはお互いが多少の譲り合いをすれば良い。

旦那さんは私が勇んで「開門と同時に参拝したい」と言ったことにすんなりと賛同してくれたのだ。神も仏も興味の無い彼に私と同じ熱量の参拝欲があるなどとは到底思えないから完全に私に「合わせてくれた」のだ。大したヤツだ尊敬するぜありがとう。
もちろんこれは彼の策略で。
彼の目的はこの旅で美味いもんを食べることだからラインナップの幅は財布の私の機嫌で決まる事をわきまえているのだ。まったく大したヤツだ。

まぁそんなことで、感謝の遅刻スタート。
久々の二人旅を楽しもう。

〈つづく かどうかは 未定〉

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