ゲームやアニメは洗脳。不幸を欲する
自分自身の心の弱さが原因であらゆる目的から逃れようとしている人は勉強したくないからとりあえず部屋の掃除をする人と同じ。
勉強できない原因を解決するのではなく、ただやれば良い
自分の心が弱いから行動できないと思ってしまえば、行動できない良い訳ができる。
自分の心の弱さを克服しない限り自分は行動できない、幸せになれないという考えを持っている人は自己啓発にハマる。
自己啓発本は魅力的なタイトルが多い。これを読んだら自己肯定感が上がる、これを読んだらやる気が出るなど
解決策を渇望している状態でそんなタイトルの本を出されたら買ってしまう。
心の弱い人は共感能力が高い傾向にあると思う。なので買って読むと共感して満足し、また新たな本を買う。
この連鎖が続く。
自分に問題があると思う人がその問題を解決させるための教科書を探す。
自分に問題はない。と思わせたら自己啓発本は買われなくなる。したがって、買わせるためには、自分にはこんな問題があるんだと思わせなければいけない。
だが、どんな解決策を提示してもその問題は解決されない。その理由は、行動しないといけなくなるからだ。
勉強の例でいうと、勉強したいのに勉強できないからやる気を出す方法を教えてもらい、やる気が出る方法を教えてもらったとする。
その場合、勉強をしない言い訳がなくなる。言い訳がなくなると勉強をやらないといけない。きっと、それでもやりたくない場合が多いのでまた違う問題を探し、その問題を解決する旅に出るでしょう。
したがって、解決策を探しながら問題を解決しない行動を永遠としている。
問題を解決しないといけない。と思い続けるのではなく、問題を抱えながら生きる。不幸だから解決するために頑張るのではなく、不幸を受け入れた方がいい。
貧乏だからお金持ちになる。不幸だから幸せになる。成功者じゃないから成功する。影響力がないから影響力を高める。
前提がダメな自分で未来に幸せな自分を想像している。今の自分がダメだと自己否定し頑張ろうとしている。そう思うよりダメな自分を受け入れる方が良いと思う。
話が変わるが、ゲームやアニメはとても魅力的である。
アニメやゲームの世界は敵がいて主人公が苦戦しながらも敵を倒すのが主流である。その世界はドラマチックなストーリーでその世界にのめりこんでしまう。
人はドラマチックなストーリーを信じたい傾向がある。ゲームやアニメは「不幸の後に必ず幸せがある」,「我慢や努力の後に成功がある」というドラマチックなストーリーになっている。
人はそのストーリーを現実世界でもそうあるべきだと信じている。
したがって、幸せになる為にはまず不幸であるべきだと考える。今の自分は不幸であるから。将来の自分は幸せなんだと。
その為に、いろんな情報に触れ、自分は幸せだと何回も唱える事で幸せになれると信じたりする。自分は幸せだと唱えるのは根性論でしかない。それに前提が自分のことを幸せだと思えないから何回も唱えているという前提の為、その言葉を続ける度に不幸な前提を強化させてしまう。
そう思えると、ゲーム、アニメ、自己啓発は良い意味でも悪い意味でも洗脳であるなと思う。
ゲームやアニメや自己啓発が悪い訳ではないが、ハマるとドラマチックなストーリーを現実に求める人になり、その為に無駄な努力を色々するのだろうと考えながら向き合うべきだと思った。
最後に引きこもったり、メンタルが病んでいる人はゲームやアニメが大好きだという偏見が自分の中であるという事を抑えてもらいたい。
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