「Amazon転売で稼げない…」これで解決!成功への5つのステップ
こんにちは、リアルサラリーマン金太郎担当のケイと、リアルカイジ担当のコージです。
今日の内容は…
という悩みについて、答えていきたいと思います。
結論から言うと、Amazon転売で稼ぐには、仕入れ量を増やすしかないです。
転売は長期的に稼ぐのは難しいので、ファンを作る戦略に早めにシフトすることをオススメします。
その理由と、解決策について詳しく解説していきます。
Amazonは参入者が非常に多い
Amazonで販売を行っているセラーは個人、法人問わずに非常に多いです。 その理由は大きく3つあります。
参入者が多い理由1)圧倒的な集客力
参入者が多い理由の1つ目が、Amazonの圧倒的な集客力です。
個人でビジネスを始めるとなると、最初は知名度もないので集客するのに非常に苦労します。
しかし、Amazonは知名度もブランド力も圧倒的なので、勝手にお客さんを集めてきてくれます。
この集客力を借りることができるのは、非常に大きな強みになります。
参入者が多い理由2)FBAという神サービス
参入者が多い2つ目の理由は、FBAという神サービスです。 FBAを簡単に解説すると、
これらを全て、Amazonがやってくれるサービスです。
そのため、Amazonの倉庫に商品を納品すれば、あとは、ほったらかしでも商品を販売して、自分の銀行口座に売上が入金されるという仕組みです。
FBAは誰でも利用ができるため、副業でなかなか時間が取れない人にも、非常に心強いサービスです。
参入者が多い理由3)販売が楽
参入者が多い3つ目の理由が、販売が楽だということです。
たとえば「せどり」などの転売を行う場合。
Amazonには、すでに商品ページがあるため、新たに商品ページを作成する必要がありません。
そのため、FBAを使って販売をする場合は、下記のような流れになります。
このように、Amazonは販売するための仕組みが整っていて非常に楽なのです。
だから「店舗せどり」などを行っている人の場合、Amazonは必須の販路となります。
【実例】Amazon販売の手法3選
個人がAmazonで販売する手法は、大きく3つあります。
私は、この3つの手法を全て実践済みなので、実例を交えながら解説していきます。
手法1)せどり(転売)
まず、1つ目が、せどり(転売)です。
「中国輸入」という、アリババなどから仕入れて売るだけ、これも転売になります。
最初にAmazon販売を開始した頃(2013年頃)、実際に私も行っていました。
結論からいうと、転売で稼ぐには仕入れ量を増やすしかありません。
なぜなら、利益率も低く、少額の利益を積み重ねる手法だからです。
実際に私は、下記のような流れで3ヶ月ほど実践しました。
専業として、この1〜4の手順を繰り返し実践しましたが、最高月収で8万円しか稼げずにギブアップしました。
手法2)簡易OEM販売
2つ目が、簡易OEM販売です。
これは、中国のアリババなどで仕入れる商品に、パッケージ、タグを付け替えて販売するやり方です。
こうすることで、他のセラーから相乗り販売されるリスクが大幅に減ります。
パッケージ、タグを変えるだけなので、商品は少ロットで発注可能。
これは転売と違い、仕入れはネット上で全て行うので楽です。
しかし、参入障壁が低いので誰でも簡単に真似することができます。
私は、メイド服やセーラー服などのコスプレ衣装を取り扱いました。
実際に、私は下記のような流れで実践しました。
結果は、転売より稼げなかったです。
4〜5ヶ月ほど本腰を入れてやりましたが、なかなか売れなかったです。
その後、継続する気がなくなり、メルカリも使って在庫は全て処分しました。
手法3)OEM販売
3つ目が、OEM販売です。
これは、簡易OEMと違い、素材やデザインなどを変えて商品を発注することです。
そのため、仕入れは最低100個以上のように、ある程度仕入れないと受けてもらえません。
結論からいうと、Amazonで販売を行うのであれば、オススメできるとしたらOEM販売だけです。
ただ、初心者の場合、
以上のような理由から、継続するのが非常に難しいのが現実です。
そして、参入障壁が転売や簡易OEMに比べれば高くなります。
そのため、最初の苦しい期間を耐えることができれば、最も夢がある手法です。
それでは、私が実際に行ったOEM販売の流れをお伝えします。
上記の3と4は、イーウーパスポートという代行会社に依頼をしました。
セラースプライトというツールを使えば、月の売上なども大まかに調べることが可能です。
ツールで調べてみると、個人でもOEMで数百万円の売上を上げている人もいます。
実際、私も3つの手法の中では、OEM販売がダントツで売上は上がりました。
ただ、売上を上げても、
これらに資金を投資するので、なかなか手元にお金は残りませんでした。
Amazon販売のデメリット
私は、以上の3つの手法を全て経験して、Amazon販売のデメリットも実感しました。
大きなデメリットは、3つです。
Amazon販売デメリット1)価格勝負になりがち
Amazon販売のデメリットの1つ目が、価格勝負になりがちです。
メジャーなプラットフォームの中で、最も価格勝負が激しいのがAmazonです。
せどりなどの転売の場合、Amazonでは同じカタログの中でカートを獲得する必要があります。
カートを獲得するために、最も簡単な手段が値下げです。
そして、簡易OEM、OEM販売は、大量の中国人セラーがいる市場に参入すると、価格勝負では勝てません。
そのため、
このような部分で、差別化していかないといけません。
ただ、Amazonで商品を買うお客さんというのは、安く買いたいという人が集まっています。
そのため、他のセラーより高い価格だと、なかなか売れません。
これは、Amazonが容易に他の商品と比較できることが、大きな要因です。
Amazon販売デメリット2)広告を使わないと売れない
Amazon販売のデメリットの2つ目が、広告を使わないと売れないです。
これは、簡易OEMとOEM販売の場合ですね。
転売の場合は、あらかじめ売れる商品(ブランド力がある)を仕入れているので、広告を使わなくても売れます。
広告の種類なども解説すると長くなるので割愛しますが、Amazonでは広告を使わないと最初は全く売れません。
もし、アナタが物販初心者で資金もない場合は、この時点で厳しくなります。
そのため、転売以外でAmazonに参入するのはヤメておくのが無難です。
Amazon販売デメリット3)ファン化が難しい
Amazon販売のデメリット3つ目が、ファン化が難しいことです。
Amazonで買い物をするお客さんの中には、いまだに「Amazonから買っている」と思っている人が大勢います。
つまり、アナタからではなく、Amazonから買っていると思っている人がいるということ。
そのため、全く信用がない個人や中国人セラーでもAmazonでは売れるのです。
ただ、Amazonで商品を買う人は「Amazonのファン」ということ。
逆に、ファンがいない個人セラーは、強力なライバルが出てきたりしたら、一気に売上が落ちるということです。
そして、ファンがいない状態の危険性が、もう1つ。
それが、Amazonのルールに従うしかないということ。
たとえば、
このように、Amazonがルール改正したら、それに従い続けるしかありません。
実際、上記のような値上げに関する案内は、メールで送られてきます。(Amazon販売を実際に行っている人は分かると思います)
そのため、Amazonを収入の柱とするのは、長期的にリスクが高いです。
Amazonで稼ぐための具体的なステップ
ここまでの内容を踏まえると、
と思われるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。
Amazonの集客力とFBAというシステムは、非常に魅力的です。
この2つがあるから、個人でも稼いでいる人はいます。
しかし、いつまでもAmazonに依存しておくのは長期的に見てもリスクが高いです。
そこで、Amazonで売上を上げながら、自分独自の市場へ移行していくことが重要になります。
その流れを、5ステップで解説していきます。
ステップ1)自分の強みを活かせる分野に参入する
ステップ1は、自分の強みを活かせる分野に参入するです。
「自分の強みを活かす」ということは何度もお伝えしていますが、これはAmazonでも同じです。
たとえば、中国人セラーが大量にいる市場にアナタが参入したとします。
ここで重要なのが、商品に対する知識や情熱です。
中国人セラーは、ただ稼げそうな市場に参入してきます。
そのため、
このようなセラーがほとんどです。
しかし、中国人セラーには、低価格で出せるというアドバンテージがあります。
そのため、アナタが商品に対して知識もなく、情熱もなかったら、中国人セラーに勝つのは難しくなるのです。
「自分の強みが1つもない…」という場合
もし、
という場合は、人の力を借りましょう。
私は、従兄弟の力を借りました。
従兄弟には、その道30年という圧倒的な経験と知識がある分野があったのです。
その力を借りて、私はAmazonに参入しました。
これにより、
これらの参入障壁を作ることができました。
ステップ2)求められている商品を開発
ステップ2で、求められている商品を開発です。
求められている商品というのは、
「需要があるけど、供給が少ない」
という商品のことです。
Amazonで売れているから、同じような商品を出品していくのとは違います。
それでは、供給が多くなるだけです。
ここでも、自分の強みが活きてきます。
なぜなら、より深いところまでリサーチすることが可能になるからです。
私の場合、
このように、従兄弟の意見を元に商品開発を行いました。
そこから代行会社を通じて、工場から何度かサンプルも取り寄せて、FBAに納品しました。
ステップ3)広告をかけてランキングを上げていく
ステップ3で、広告をかけてランキングを上げていくです。
先述したように、AmazonでOEMで販売する場合は、広告をかけないと最初は全く売れません。
なぜなら、上位に表示されず、全く認知されないからです。
そこでAmazon広告を使って、無理やり上位に表示させます。
Amazon広告には、
この3種類がありますが、できれば全て利用して露出を増やしていきます。
そして、広告経由から注文が入ることで、Amazonランキングも上がって、上位にも表示されやすくなります。
その結果、広告経由と自然検索の2つから注文が入ってきます。
ステップ4)商品、カタログをアップデートしていく
ステップ4で、商品、カタログをアップデートしていくです。
注文が入ってくるようになると、レビューからお客さんの声を知れるようになります。
そこで、共通の不満点が出てくれば、商品を改良していく必要があります。
改良すると、商品画像や商品説明もアップデートが必要です。
最初は、下手くそが作った商品とカタログなのです。
だから、より良いものをお客さんに提供するのであれば、アップデートするのは当然ですよね。
逆に、
という状態で売れるほど、甘くはありません。
そのため、商品とカタログのアップデートは日々続けていく必要があります。
ステップ5)ネットショップなど独自の販売に移行していく
ステップ5で、ネットショップなど独自の販売に移行していくです。
これは、Amazonだけに依存しないようにするためです。
Amazonだけで売れると、どうしてもAmazonだけに依存してしまいます。
なにせ、FBAに商品を納品しておくと、あとは全てAmazonがやってくれるので楽だからですね。
しかし、先述したようにAmazonで商品を買ってくれる人は、アナタのファンだから買ってくれてるわけではありません。
だから、自分のファンを作っていくために、ネットショップなどの独自の販売も並行して行う必要があるのです。
こうすることで、Amazonのルール変更に一喜一憂することもなくなります。
最終的には、Amazonから卒業できるようになれば最高です。
つまり、この状態は、アナタのファンが十分にいる状態だからですね。
これこそが、真の安定だと言えるでしょう。
まとめ
今回は、Amazon販売について解説しました。
物販を始める時に、必ずといっていいほど候補に上がるのがAmazonです。
なぜなら、集客力とFBAという大きなメリットがあるからですね。
しかし、それだけ大きなメリットがあるということは、必ずデメリットもあります。
デメリットがあるということは、穴が開いている状態と同じです。
そのため、その部分を他でカバーしていかないといけません。
Amazonの最大のデメリットは「ファン化が難しい」ことです。
私達は、ファンを作ることが、ビジネスを行う上で最重要だと日々発信しています。
そのため、Amazonだけに依存するようなことは、リスクが非常に高いと断言します。
もし、Amazonに参入する場合、ファンを作れる独自の場所を、後々必ず作るようにしましょう。
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