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Twitterをやめない

しばらくTwitterのアカウントを削除していたが、連絡先がTwitterしかない相手と約束等をしていたこともあり、復活させた。
本音はそうした人間関係もすべて削ぎ落としたいのだが、諦めた。やはり僕は人が好きなのだ。

SNSというのは情報の濁流であるが、とりわけTwitterは大量の情報が毎日なだれ込んでくる。それは音楽や格闘技など僕の好きなものもあれば、全く興味のない他人の炎上やニュース、さらには僕が苦手な人々が楽しくやっている様子も目に入ってくる。
僕はそういうものに対していちいち目くじらを立てるので、精神衛生上よろしくないと思い、Twitterをやめたことが何度もある。これも正しい対処法の一つであり、遮断することで良い影響を得られたのも事実だ。

しかし、僕はTwitterのアカウントを復活させ、ふたたび嫌な情報の数々を受け入れ、精神衛生を悪化させる道を選んだ。
それが楽しいからだ。

人間には感情の起伏があって然るべきだ。
些細なことで喜び、悲しみ、たまに怒りを覚えたりする。
それらを拒否して得た平静など体裁を繕うための役に立たない建前だ。
僕とて感情に突き動かされ勢いで行動するほどバカではないし、そうするほどの行動力を持ち合わせていない。
だから僕は神経質な自身を楽しみつつ、真の平穏を得られるまで低質な情報の波に揉まれるつもりでいる。

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