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第1回カードラッシュCS 予選6-0 ベスト16 ミュウVMAX

みなさんこんにちは。
大阪でポケカをしている、チームアチチのきんそん(@kinson_poke_18)と申します。

10/30の第1回カードラッシュCSにてミュウVMAXを使用して予選6-0で1位通過、トーナメント1回戦敗退のベスト16という成績でした。また少し前ですが、10/9のシティリーグS4金沢でも3枚違いのリストを使用していました。その際は予選3-1で3位通過、トーナメント1回戦敗退のベスト8 という成績でした。

正直パッとしない中途半端な成績ですが、この2ヶ月ほど自分はミュウVMAXのデッキを中心に使用しており、言語化して整理するという意味合いも込めて久しぶりに記事を書きました。

また、おまけとして有料部分に最近の自主大会で使っていた三神ザシアンファイヤーのデッキリストも載せています。
こちらの成績は以下の通りです。

10/16 スパイクカップ
予選5-0 2位通過
トナメ1没 ベスト16 

10/17 マグノリアカップ
予選5-1 5位通過
トナメ2没 ベスト8

10/23 桃屋杯
予選4-2 11位
予選敗退

CL福岡までには間に合いませんでしたが、今後のシティリーグに向けて少しでも参考になれば幸いです。

CL福岡の抽選に落ちた自分にとって、今回のカードラッシュCSはモチベーション維持にもつながり、強いプレイヤーと多く対戦できる貴重な機会となりました。改めて主催のカードラッシュ様、協賛のnote様、Sekappy様、並びに運営、ジャッジの方々には感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

1.過去の実績

2019
CL京都 8-2 20位(レジリザ)

2020
シティリーグ1 ベスト4(ハンデスオロヨノ)
シティリーグ2 ベスト8(三神ザシアン)
第1回ありくいCS 優勝(小ズガ)

2021
シティリーグ2 優勝(三神ザシアン)
シティリーグ3 優勝(三神ザシアン)
桃屋杯 優勝(三神ザシアン)
スパイクカップ 優勝(三神ザシアン)
POG 49位(連撃テンタクル)

2022
シティリーグ4 ベスト8(ミュウVMAX)
CSPランキング18位(11/5現在)


2.環境考察とデッキ選択理由

tier1
白馬スイクン
三神系統
ミュウ
黒馬マホイップ

tier1.5
クワガノン

tier2
連撃ウーラオス
連撃テンタクル
ムゲンダイナ
ゲンガー
雷レックウザ

tier3
ルカメタ
パルスワン
ジュラルドン
リーフィア
悪MM
ウーラオスブラッキー

こちらのtier表は強さではなく、大会でそのデッキを使用している人数を軸に考えています。

シティリーグの傾向から考えると、現在の環境はtier1の4つのデッキが10〜15%前後を占めており、約半数の人がこの4つのデッキを使用しています。基本的には、この4つのデッキに有利がつくデッキを使いたいところですが、そんな都合の良いデッキはないのが現状です。

現在の環境でデッキ選択をする上で、大切だと考えていることが2つあります。1つ目は『先攻時の理不尽なパワーを押しつける』ということです。周知の事実ではありますが、今の環先は先攻が圧倒的に有利です。先攻2ターン目からサイドを取り、2-2-2、1-2-3などのサイドプランでサイドを取り切り、順当に進めば先攻4ターン目でゲームを終わらせることが可能です。先攻時の有利な状況を最後までキープできるデッキや構築を意識する必要があると考えています。

2つ目は『後攻時に相手の理不尽なパワーをひっくり返す』ということです。先ほども記載の通り、今の環境は先攻が圧倒的に有利です。後攻時は相手のテンポをどれだけ遅らせることができるかが鍵になります。後攻1ターン目から攻撃する、ホラーハウスGXで先攻後攻をひっくり返す、序盤に相手のエネルギーを割る、終盤に雪道+リセスタでターンをもらう、弱点をつくなど様々な考えがあると思います。ゲームテンポがかなり早い現環境での後攻時は、今まで以上に相手のテンポを遅らせることが重要であると考えています。

今回は上記2点を共に満たせていると自分は考えているクラッシュハンマー入りのミュウVMAXのデッキを使用しました。
クラッシュハンマーはコインを投げるため、使うことを嫌う人が一定数いるカードです。ミュウVMAXのクラッシュハンマーは序盤にテンポを取れ、有利な状況を作り出せる上に、裏が出たとしても手札を消費できます。ミュウVMAXのデッキは手札のカードを消費していきたいので、このデッキとの相性はとても良いカードです。
序盤の優位性を保ちやすいクラッシュハンマー型のミュウVMAXは、先攻が圧倒的に有利な現在の環境に非常にマッチしていると考えているため、このデッキを選択しました。


3.当日のマッチング

一部記憶が曖昧なので、先手後手、サイド数に誤りがあるかもしれません。

第1回カードラッシュCS
1.白馬スイクン6-0○先攻
2.ルカメタ6-0○先攻
3.ミュウ6-0○後攻
4.リーフィア6-4○後攻
5.白馬スイクン6-2○先攻
6.ミュウ6-2○後攻
予選6-0 1位通過

トナメ
1.連撃ファイヤー2-6×後攻
ベスト16

1回戦
vs白馬スイクン 6-0○先攻
(サイトウコウセイさん)

初戦のマッチングが発表された瞬間に思わず笑ってしまいました。カードラッシュCSの1週間前にサイトウさんとは同じ練習会に参加していたため、デッキは恐らく白馬スイクンだろうと思いながら対戦準備をしていました。
先攻が取れたため、順当にいけば勝てるかなと思いつつ初手の手札を見ると、デデンネGX、ボス×2、エネルギー×2、あなぬけのヒモ、ミュウVmaxでした。
マリガンを1枚もらうもトップ込みで何も解決せず、デデンネに手貼りして1ターン目終了。
その後、2ターン連続ボスで相手のクロバットを縛って番を終わるという虚無のターンを作るも、相手は相手で1ターン目に博士を使ったあと、ジメレオン、サポに触れず虚無のターンが経過。数ターン後に何かしらを引いて、何とか盤面を作り始めることができ、先に殴り始めて勝ち。
なぜ勝てたかよく分かりませんが、ある意味面白い試合でした。


2回戦 
vsルカメタ6-0○先攻
(総司くん)

ルカメタ対面は『入れ替え札を絶対に無駄使いしない』、『エネルギーの管理をシビアに行う』この2点を徹底すれば基本的には勝てるマッチングです。先攻でテンポを取り、順当にサイドレースを進めていき勝利。終盤に打点計算を間違えるプレミがあったのでそこは反省ポイントでした。


3回戦
vsミュウ6-0○後攻(Scarさん)

相手側のどうしようもない事故で拾った試合でした。

4回戦
vsリーフィア6-4○
後攻(とーしんさん)

マリガンでタルップルが見え、ゲノセクトがバトル場に縛られてLOで負ける可能性があり、入れ替え札は大切にする必要があると考えながら対戦準備をしていました。(カジッチュがサイドに落ちていたため、対戦中に出てくることはなかった。)
ミュウでリーフィアと対戦するのが初めてだったこともあり、振り返ると怪しいプレイ、プレミの多い試合でした。ダイリーフの30回復を完全に忘れており、ダイナバリアから入ってしまったこと、終盤に時間がギリギリになり焦って攻め急いで負け筋を作ってしまったこと、この2点は個人的に大きな反省点でした。
対戦自体は相手の攻撃を複数体のポケモンで受け流せたこと、フュージョンエネルギーを180ダメージ受けたゲノセクトに貼り、相手がうねりの扇に触れるのが遅れたことなどが噛み合い、ギリギリのところで勝利。


5回戦
vs白馬スイクン6-2○先攻(あむさん)

本日5戦目にして既にRushPros3人目との対戦。これぞラッシュCSやなって感じでした。
相手がクロススイッチャーを1枚トラッシュしたこともあり、裏のポケモンを呼ばれ続けて2-2-2でサイドを取り切られることがなかった。
序盤にクラッシュハンマーで相手のエネルギーを割れたこともあり、良い感じのテンポで終始ゲームを進めることができた。この日一番良い感じにデッキが回っていた感じがしました。

6回戦
vsミュウ6-2○後攻(baraさん)

先攻2ターン目に相手にカミツレを使われながらサイドを取られるも、後攻2ターン目にベンチの2エネついたミュウVを倒しながら、クラッシュハンマーでミュウVMAXのエネルギーを2枚割ることに成功。1ターンひっくり返してそのままテンポを取って勝ち。

トナメ
1回戦
vs連撃ファイヤー2-6×
後攻(ふったかさん) 配信卓

初手がミュウV、ミュウVMAX、しんかのおこう、霧の水晶、クラッシュハンマー×2、ウィークガードエネルギーでした。先行1ターン目、相手がメッソンに悪エネルギーを手貼りをしたので、恐らくガラルファイヤー入りのデッキというところまでは分かった状態で番が返ってきました。最初のドローでデデンネを引き、なんとかゲームはできそうな手札になりました。
サーチ札で山の確認をするとミュウVMAXが1枚サイドに落ちていました。このターンの選択肢は3つありました。
①霧の水晶で基本超エネルギーを持ってきて、バトル場のミュウVに手貼りをしてからデデチェンジで山を掘り進める。
②霧の水晶からミュウVを持ってきて、ベンチのミュウVにウィークガードエネルギーを手貼りして番を終わる。
③ 霧の水晶からミュウVを持ってきて、ベンチのミュウVにウィークガードエネルギーを手貼りしてからデテチェンジをする。
ウィークガードエネルギーの残り枚数、相手のうねりの扇、エネルギーを貼っていくテンポなども考慮して、対戦中は①の選択を取りましたが、対戦を振り返った後に②の選択が正解だったようにも感じています。(結果論ですが、②の選択をしていたら返しのターンにベンチのウィークガードエネルギーを貼ったミュウVが倒されていたので何とも言えない。)
デデチェンジ後はミュウV、ゲノセクトVをベンチに出して、エナジーミックスでウィークガードエネルギーを裏のミュウVに貼って終了。
先攻2ターン目に、相手は付け替え+手貼り
後攻2ターン目は山をかなり掘り進めるもウィークガードエネルギーが引けず、ウィークガードエネルギーが1枚ついた状態のミュウVMAXで相手のガラルファイヤーを倒す。
しかし先攻3ターン目にキバナ+手張り+じゃえんのつばさ+うねりの扇でミュウVMAXが倒されてしまい、3枚目のミュウVMAXをサイドから引けなかったため、後が続かず負け。

シティリーグS4金沢
1.白馬スイクン6-0○後攻
2.白馬スイクン6-0○先攻
3.スイクン6-5○先攻
4.白馬スイクン2-6×後攻
予選3-1 3位通過

トナメ
1.スイクン4-6×後攻

シティリーグについては1ヶ月ほど経過しており、記憶も曖昧なため、詳細は割愛します。なぜか分かりませんが、スイクンしか当たりませんでした。
最後はやまびこホーンのケアを怠り、負けてしまいました。今思い返しても他の部分でも怪しいプレイをしており、負けるべくして負けた大会でした。

4.各対面の相性と対戦中に意識していること

各対面の相性、盤面形成、個人的に対戦中に意識していることについてです。あくまでも個人的な考えですので、その点はご了承ください。
tier1〜1.5までを書いていますが、ご要望などがあれば追記します。

vsスイクン白馬
【相性】
通常型
先攻6-4
後攻5.5-4.5

クロススイッチャー型
先攻5.5-4.5
後攻5-5

【理想盤面】
バトル場:ミュウVMAX
ベンチ①:ミュウVMAX
ベンチ②:ゲノセクトV
ベンチ③:ゲノセクトV
ベンチ④:マーシャドー(マーシャドーを出すために空けておく)
ベンチ⑤:状況次第で変わる枠(オドリドリ、ラティアス、ゲノセクトV、ミュウV)

【キーカード】
マーシャドー、混沌のうねり、パワータブレット、カミツレのきらめき、フュージョンエネルギー、基本超エネルギー

【意識すること】
・理想のサイドプランは2-2-2で取ること。(スイクン×2、白馬V)
・相手の理想のサイドプランも2-2-2で取ることなので、そうさせないプレイングを意識する。
・パワータブレットはタフネスマントつきのスイクンに2枚×2で使用する。もしくは白馬VMAXに4枚使用する。
・白馬Vは相手が出した返しのターンにボスを使用して倒しておきたい。(2-2-2のサイドプランを通しやすくなる。)
・相手のエネルギーがついたアタッカーを倒し続けて、相手がボスを使用する余裕を無くしたい。(白馬スイクン側がクロススイッチャー型だとしても、要求は上がる。)
・最近はうねりの扇が標準搭載されているので、可能であれば基本超エネルギーから先に貼る。
・序盤に貼られる雪道が割と刺さるので、マーシャドーを出せそうなら出してケアをする。(ただし序盤にマーシャドーを出すとクイックシューターで倒れされる可能性があるので、状況を見て判断する。)
・終盤の雪道+スタンプで止まる可能性があるので、最終盤はマーシャドーをベンチに置いておきたい。
・フリージオのカチカチロックでゲノセクトを縛りながら時間を稼ぎ、盤面を作るプレイをされると少し厳しい。そのため、安直にカミツレはトラッシュせずにカミツレ+手貼りでゲノセクトが逃げれるように意識する。(山のフュージョンエネルギーの枚数管理も合わせて行う。)
・ミュウ側が後攻の場合は、後攻1ターン目に場を3体に絞ることで、スイクンのブリザードロンドを確定で耐えることが可能。(オドリドリはダメージ計算が±0になるので追加で置くことが可能。)この場合、クイックシューターで倒されることをケアするため、ダメージを負ったミュウにはフュージョンエネルギーを貼りたい。
・クラッシュハンマーで相手のエネを割っているか、相手が先攻1ターン目に手貼りをできていない場合は、先攻2ターン目に攻撃するには、メロンが必要となりボスを使用できない。ベンチのミュウVが倒されるには、クロススイッチャーを使うしかないため、ベンチのミュウVに手貼り


vsミュウ
【相性】

先攻6-4 
後攻4.5-5.5 

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