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3大会ベスト8 空の封印石ロストバレット

みなさんこんにちは。
大阪でポケカをしている、チームアチチのきんそん(@kinson_poke_18)と申します。

今回は2/4ポケ神CS、2/11シティリーグ、2/12とろろ昆布杯でいずれもベスト8 に入賞したロストバレットについての記事になります。
最近よく見かける一般的なロストバレットとは少し異なり、空の封印石を採用した構築になります。

CL愛知の開催まで残り3日となりましたが、参加できていた場合はこのデッキを使用していたと思います。
直前ではありますがCL愛知でのデッキ選択に悩んでいる方、今後シティリーグを控えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

※以下2/26追記
本日のCL愛知で当記事を参考に出場した方が何名かいらっしゃったようです。
Twitterで報告をいただいた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。
配信卓で計5回も対戦が放送されており、勝手にドキドキしながら見ていました笑

聞いた範囲での最終戦績はこんな感じだったようです。
マスター
15-2 ベスト4 1人
11-3 1人
10-4 2人
シニア
6-2 1人

入賞とはならなかったものの、他にも使用したと報告してくれた方がいて嬉しかったです!!
他にも同系統のデッキを使用していた方も多く上位に残っていたようですので、今後のシティリーグでも活躍してくれそうで嬉しいです。

1.公式大会の実績

2019
CL京都 8-2 20位

2020
シティS1 ベスト4
シティS2 ベスト8

2021〜22
シティS2 優勝
シティS3 優勝
シティS4 ベスト8
シティS5 準優勝
シティS6準優勝
CSPランキング7位 465pt
WCS DAY1 5-3

2023
CL横浜10-4 99位
シティS1ベスト8
シティS3ベスト8

2.当日のマッチング

2/4ポケ神CS(参加者約80人)
予選
1エレキミライドン6-4○先
2アルセビーダル6-3○後
3ロスバレ6-3○先
4アルギラ6-4○後
5サーナイト6-1○後
トナメ
1ロスギラ2-6後×
ベスト8

2/11シティS3博多(32人会場)
予選
1ヒスイウィンディ(はっぽうやぶれ)6-3○後
2サーナイト6-2○先
3ロスギラ6-5○先
4ロスギラ6-4○後
トナメ
1一撃ルギア3-6×先
ベスト8

2/12とろろ昆布杯(参加者約90人)
予選
1一撃ルギア2-6×後
2ミライドン6-5○先
3ロスギラ6-5○先
4ミュウ6-2○先
5ロスバレ6-2○先
トナメ
1ロスギラ6-5○先
2パルキア5-6×後
ベスト8

3.構築の経緯

ここからは時系列に沿って、現在の構築に至るまでの経緯について記載します。

〜2/4ポケ神CS

元々はかがやくリザードンとクロススイッチャーが入ったロストバレットを使用していました。
しかし使用する中で以下2点が気になりました。

①ミュウツーV-Union(サーナイトex)に勝ち切れない。
②アルセウス系統のデッキに勝ち切れない。

①かがやくリザードン型の際もドラピオンVは採用していましたが、ミュウ戦以外は活用できない構築になっていました。
そこでミラージュゲートを採用し、『ミラージュゲート2枚』or『ミラージュゲート+キバナ+手貼り』でドラピオンVを起動できる構築に変えました。
せっかくドラピオンVを採用しているのに超タイプのデッキに勝ち切れないのはもったいないと感じたのが構築を変えた最初のきっかけでした。

②アルセウスVSTARをチェレンの気配りで回収されてしまうと厳しくなる対戦が多かったため、ガラルサンダーVを採用しました。
闘弱点のミライドンに対しても役割を持てるカードで、おとぼけスピット110ダメージ+らいめいげり170ダメージでギラティナVSTARを倒すなどピンポイントメタの採用に見えて割と役割がありそうだと感じました。

〜2/11シティS3博多

ポケ神CSを終え、デッキの手応えと共に以下3点が気になりました。

①対クレッフィどうするん?
②キバナ、ミラージュゲートの配分これで良いのか?
③色々詰め込んでロストミラーに弱くなってないか?

①この当時、クレッフィはサーナイトexぐらいにしか採用されていませんでした。しかしミライドンexにクレッフィが入った構築が増え始めました。
サーナイトexに対しては、ヤミラミのひっかくで誤魔化しつつ、気合いでアクロマを引ければ何とかなる対戦も多くありました。
しかしミライドンexに関しては、特性のトランジスタ+スイッチボルトでポケモンを倒しつつ、クレッフィを前に出すプレイが割と絶望的に感じました。

そこで対策札としてミルタンクを採用しました。
ミルタンクはミライドンexからは倒されてしまうものの、レジエレキV、レントラーVからダメージを受けないのがとても強力でした。
またミュウに対しても有効活用できるため採用を決めました。(各対面で意識していることは後述します。)

②ポケ神CS時はあまり深く考えずミラージュゲート4枚、キバナ1枚を採用していました。
実際回している際に、“ここでキバナに触れれば…!”という状況がありました。
元々ミラージュゲートが4枚無いと成り立たない構築でも無いため、空の封印石などのピンポイントで欲しいカードがサーチ可能なキバナに1枚差し替えました。

③様々なカードを詰め込んでいる内にロストミラーに対して少し甘い構築になっているのではないか?と感じるようになりました。
順当にお互いが動けば、基本的には先にロストマインを打った方が有利になります。
細かいプレイングで捲れる展開も多いので何とかなるとは思っていましたが、ロストミラーでの有効札を検討しました。

採用候補はルチャブル、マナフィ2枚目、レスキューキャリーでした。

シティリーグの入賞リストを全て確認すると、ロストバレットでのルチャブル採用率は5〜6割でした。
ルチャブルを採用すると1ターンでキュワワー、マナフィなどのHP70ラインを2枚取りできるようになります。
またマナフィに60ダメージ与えておくと、次のターンにルチャブルでマナフィを倒して月光手裏剣を通すというプランが取れます。しかし多くの場合は入れ替えカートでケアされてしまうので、あまり有効的なプランとは言い難いです。
ルチャブルを採用してロストミラーの練習を行いましたが、有効的に使える場面があまりにも少なかったので結局は不採用としました。
ジムプロモのルチャブルを持っていなかったので慌ててジムバトルに通い、何とかシティ本番前に手に入れました。結局不採用となり、何となく悲しい気持ちになりました…。

またゲッコウガ軸のロストミラー(ギラティナ含)でツツジを打つターンにマナフィ2枚目が欲しい展開がありました。
マナフィが1枚採用だとツツジを打ちたいが、打っててしまうと次のターン相手に月光手裏剣を通されるリスクがあります。
ツツジを打ちながら、マナフィを置くためにマナフィ2枚目、レスキューキャリーの採用を検討しました。レスキューキャリーはキュワワー、ヤミラミも回収できるため、様々な対面でマナフィ2枚目より腐りにくい札だと判断し、レスキューキャリーを採用することにしました。

〜2/12とろろ昆布杯

シティリーグでは予選全勝したものの、完全に舐めていたルギアに負けました。他会場でも数多くルギアが結果を残しており、無視できない存在になりました。
シティリーグで使用した構築ではルギアに弱くなっていたので、何かしらの対策が必要と感じました。

シティリーグの翌日に名古屋の自主大会とろろ昆布杯に参加する予定があったため、そこでルギアへの対策札を入れた状態で臨みました。
初戦でルギアと当たり、早速試せる!と思いましたが、山札の下20枚ぐらいにアクロマとポケギアが全部沈んでしまい、あまり試合にならなくてかなり辛かったです…笑

ここまで読んでいただきありがとうございました。ここから先の部分は有料とさせていただきますが購入いただけますと幸いです。

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