名前だけでも涼しい。
ハロー。火曜はロケだったよ。大和市。つきみ野、中央林間。
1898年、日本で言うと明治時代の終わり頃に、イギリスでE・ハワードによって提唱された田園都市論は、大正、昭和と郊外型の新しい都市の形として日本にも影響を与えた。「田園都市」は本来は”Garden City”だけど、日本の場合は田園と「田」を加えたのは面白いね。開発は基本的にはその路線を持っている鉄道会社がするんだけど、それは今も同じだね。日本ではまず関西で郊外の都市開発が進み、その後、渋沢栄一が洗足や田園調布を開発した。今で言うと、関西が阪急で田園調布とかは東急。そして火曜に行った中央林間や東林間、南林間も小田急が計画したものだった。この計画はその後、戦争が起きたりもして進まなかったんだけど、名前は残っている。地名は歴史だよね。中央林間の周辺は今も周囲には林が残っている。昔はもっとあったんだろうけどね。いいとこだった。中央林間の駅前の喫茶店でナポリタン食べた。
こないだの日曜にセブンアカデミーのオンライン講座で話したけど、僕はよく旅に出ると、「都会」か「田舎」、どっちがいいんだろう? とよく考えるよ。僕の場合は、東京を拠点にした旅人な感じが今はあっているんだけど、一歩進んで、「二拠点」というのいいのかなと、コロナの時に旅先から帰れなくなって2ヶ月枕崎にいたときに思った。でも、田園都市論に代表されるような郊外型の都市というのは、そういう「都会」か「田舎」かの選択を解決できるような気がしたんじゃないかな? 売る側も住む側も。それはすごくわかる。「都会」か「田舎」かを考えていくと、一度はここに行き着く。僕の住む武蔵野もそう。この考えはまだ結論は出てないけどね。まあもうちょっと考えてまた僕なりに話すね。
近々のオンラインライブは2つあるよ。ひとつは落語家で、隠居ペディアこと立川晴の輔との雑談。8/26(水)夜21時。みんなも参加してね。こちらから。
もうひとつは9/20(日)14時。川越について話すライブ。川越はよく知ってます。お楽しみに。こちらはいろんなチケットの選択があります。こちらを見てね。