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愛おしい

ほどの幸せに、出会えてしまった!

あんまり自我出したくないというか、趣味で繋がりたい場ではないからバンド名は伏せるけども(たぶん全然わかってしまうやつ)、大好きなバンドのライブに行った!

幸せになれてしまった〜〜
ここ最近の、真っ暗なブルーな、時にはグレーな気持ちと決別できたように思う

春あたりから続いてたこの気持ち〜
一人旅しても、友達と旅行しても、愛してやまないバンドのライブに行っても、なにしても消えなかった ずっと不幸せの中で擬似幸せに喜んでいるふりをしてる、、みたいな、、、、幸せそうな、辛いことなんてなにもありませんって涼しい顔を見せ続けてるみたいな、、、、、

正直辛かった!!とっても辛かった!!
ひとりぼっちな気がしてたし、虚しかったし、未来はずっと真っ暗でいいよって思いながら、ずっと幸せな人生歩んでます、辛いことなんてなーんにもありませんって平気な涼しい顔して生きようって、自分がそう決めたんだけど、やっぱり辛かった 夏になってからは、自分の人生で消したはずの選択肢が頭をチラつくまでになってた この人生がいやになってた、早く生まれ変わりたかった

はあ、自分のこの人生がまた好きになれた
こんなにも幸せな気持ちになれるものに出会えた我が人生、誇らしくないわけがないでしょ?愛おしいに決まってるやんか、生まれ変わってもこんな私でいたいよ

15歳の時から当たり前にそばにいたバンド
勉強ばっかりしてた高校生だったけど、そばにこのバンドの音楽があってすごく楽しかった
模試前、共テ本番前、二次試験前、緊張する場面でルーティーンで聴いてたプレイリスト 文字通り「支えて」くれたバンド

メンバーが叫んだ「生きててよかったー!」が心に刺さって抜けないんだ
「生きててよかった」
想像は経験の範囲を超えない
生涯ミュージシャンでいること、おじいちゃんになっても音楽をしていること ずっと言っている未来が叶わないかもしれない状況 恐怖とか、焦りとか、想像で「辛かったよね」なんて言えない 経験してないから たぶん「わかってたまるか!」
だから辛さに共感するようなこと分かったようなことは言いたくないけど、
ただ言葉の裏を返した時に出てくる「あったかもしれない」選択に気づいてしまって怖くなった

乗り越え済みの「辛い」とか「幸せ」とかを歌うバンドマンの存在は当たり前じゃない

彼の、それからメンバーの「生きててよかった」がどうかこの先、細くでもいいから途切れることなく、できるだけ長く続くといいな
どの瞬間も最終的に生きることを選択した彼らは当たり前の存在じゃない 私の人生に欠かせないバンド 周りの人と同じように大切に思っていきたい

出てきた瞬間、満面のキラキラハッピースマイルを見た時、なんで泣いてしまうんだろう

このバンドマンたちの笑顔が大好き
この幸せを形にしたような笑顔を忘れたくなくてて、記憶に刻むなんてそんなんじゃ足りない 記憶なんていつか忘れてしまう なにも考えられないくらい辛い時に、記憶にあるのに思い出せなくて、また絶望したくない 網膜に彫りつけられたら、目なんて開けなくてもそこにあれば、なんて思った
瞬きなんていらない!それすらももったいないから(必死に見つめすぎて怖い顔になってたらごめんね)

この笑顔があればな、辛いと思う瞬間なんて人生から消えるんじゃないかって、2時間のライブの間だけでも心から思わせてくれる 偉大なんだよ、そんな気持ちにさせてくれるって、当たり前じゃない

辛いことがあるから幸せを感じられる、なんて相対的な存在の「辛い」も「幸せ」もいらない
「辛いことの後には幸せがやってくる」なんて信じてない
人生の「幸せ」と「不幸」の量は同じなんて、そんなことあってたまるか
ただ「辛いことをこの世から消して、幸せなことだけこの世に溢れますように」なんて都合が良すぎるから、「この世の全部の幸せと辛いを消してほしい」と強く思ってる

でもこの幸せだ〜生きててよかったって気持ちがずっと心にあれば乗り越えられるって思った

そういうことなの?
「辛かった!でも次は幸せなことが起きるから!」じゃなくて、「私の人生辛い〜でもたぶん後半でどでかい幸せがくるから耐えるよ、いつか幸せになれるはず」じゃなくて、「幸せだな〜!人生最高!」じゃなくて、ただもっと生きていたいと思うことなの?

生きていたらこんなにも幸せな気持ちになれるって、刻み込まれた
ずっと真っ暗だよって思ってたけど、生きていたらいつかまたこんな気持ちに出会えるかもしれないから、まだ生きていたい
生きていなければ出会えない、「出会えてよかった」と思える瞬間、素敵な歌詞、綺麗な空、そういうもののために、生きたい
「この選択をしたら、きっと周りの人が私が感じた絶望を、多少なりとも感じてしまう」から選ばずに生きていく、じゃなくて、出会うために生きていたい、と、思えた

たくさんの人がライブで泣いていた 幸せそうな顔をしていた
その中の1人だった私は、ライブでそんなふうに幸せになって、言葉を受け止めたよ

大好きなバンドの復活を目にした私は、幸せになった
まだまだこのバンドと生きていたいと思った

今はやりたいこと、たっくさんある
時間が足りない〜!と思うほどに!

場内BGM最後の曲、つまりライブ開演直前にかかる曲を聴きながら、ワクワクした気持ちで生きていきたいね

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