『 ねこゆい日和 』25 娘ちゃんの覚悟

今回は わたしもちょっと

親らしい事を書いてみるわ

今年の3月から

介護施設でパートに出た娘ちゃんは

それまで数年にわたりヒッキーちゃん(いわゆる引きこもり)だったの

自分の意思ではない進路を

父親から｢他に選択肢は無し❗️｣と

突きつけられ

大学在籍中に鬱になり、

部屋のベッドから

起き上がれない日々を

過ごしてきたのね

当時のわたしは

母親として何もしてあげられず、

自分を守ることで精一杯だったんだ。

だけど そこから何とか

抜け出し

二人で暮らすようになり、

間もなくゆずさんと

運命の出逢いをして

二人と一匹で暮らす

現在はとってもハッピーな毎日

で その娘ちゃんが

やりたい仕事を初めて教えてくれて、

その時

スゴく意外でみんな驚いたくらい

誰もが言ってたの

｢そういうタイプじゃないと想ったよ｣ってね😅

けっこうクールなんだ

彼女はね😉

介護職って わたしにとって

献身的に勤める

母性の塊のような人がやるんかな？

くらいに、 いいえ

そうでないと勤まらないとさえ

思い込んでたこともあり

あえて困難な 大変な仕事を選んだ

娘ちゃんを今では尊敬している。

そして彼女には今

どうしても譲れない一時がある

生活必需品で

必要なものが生じてきている

年頃の女子だから

お化粧に興味を持っててくれて

ありがたい

かと思うと

｢ゆずさんのために働くわ｣ と

言い切ってしまったり ね

でも わたしには

何よりも以前の事を想うと

随分と色々

わたしに話してくれるように

なってくれたのよ

そんな娘ちゃんが

最近決断したことは、

施設での夜勤を担当する

ということ

その施設の利用者さんは

かなり認知の進んだかたや

普通の会話が望めなかったり、

あろうことか

ご家族に見放されてしまったような方もいらっしゃるとか

昼夜逆転どころでなく

それすらも存在しないような世界を

生きながらえている感じの方々を

介護しているらしいの

わたしには

想像を絶する事ばかりを

娘ちゃんから いつも聞いているのね


そんな施設内での夜勤は

10人の利用者さんに対して

スタッフは1名

すごいなぁ すごいなぁ しか

出てこないのよね

娘ちゃんなりに

夜勤の責任の重責に対し

それなりにもう覚悟ができていて、

いつもの冷静な見方をする

クールな娘ちゃんで

普通に行くのかなと想っていたら

一昨日 勤務日と聞いていたのに

久々に起きてこなかったの

でも 追求なんてするつもりもないし

、
施設に 連絡をしたことだけ確認して

わたしも仕事に取りかかっていたら、

娘ちゃんの方から言い出してきた

｢久しぶりに

スゴく落ち込んじゃってさ、

行くのがいやんなって

それはなぜなんだろ？って

考えたんだよ そうしたらさ、

やっぱり 夜勤をすることに対して

恐怖が襲ってきたみたいでさ･･･

自分で決めたことなのにね････ ｣ って

言うんだ

もう ･･････ もう ･･････

もお わたしはね ･････

心の中で叫んだよ

『そう想った娘ちゃんを

受けいれ 認め

ゆるし 愛してるよーーーー！』

とね

まなゆいというものを知って

學びを進めている時も

誓ったんだ

絶対にわたしの方から

まなゆいの話はしてはならない❗️

しないぞ❗️

それをしたら

彼女はまた

強制的に感じとるだろう と

予測できていたからね

ガマンしていた････

かなりね････ 黙って見守る････

もう のど元にまで

出かかっていたことも

多々あったわ 💦😳

でも ････ その度 ････

グッと呑み込んで

消化不良を起こしたこともあるくらい😅

そうして

日々 時間をかけて、

小学生時代から

ともに一緒にやり直しをしてきてさ

だからこそ

娘ちゃんの実年齢まで追いつくよう

自己一致するよう

一切をわたしから口にすることなく

過ごしてきたおかげかな

娘ちゃんの成長を

観れたんだと想っている

自分から部屋のドアを開けて

出かけて行く

彼女の姿を観た時、

その姿が

とても とても 美しく 見えてるのよ✨

まなゆいってホントに奥深い

だから  絶対の信頼があるの

わたしはまなゆいが大好きなんだわ

最後は親バカで

締めてしまったわ    テヘッ

今日彼女は

恐怖を存分に味わって来たことから

覚悟を決め、

出かけていくんだ

きっと帰ってきたら また、

弾丸トークタイムが待ってるって

わかってるからね

その時間が

今のわたしには

とっても幸福な娘との

ひとときだね

今日も

ねこゆい日和だにゃん

最後まで

お読みいただき

ありがとうございます✨