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落語ベストナイン⑥

落語の演目で野球のベストオーダーを組む「落語ベストナイン」。8番は、ピッチャー「火焔太鼓」です。

【  8番ピッチャー  「火焔太鼓」  】

「火焔太鼓」にはピッチャーをやってもらいましょう。小判の五十両包みを、「五十両だ!、どうだ百両だ!、これで百五十両だ!、・・・」と並べるくだりが、ボールをポンポンと投げ込むピッチャーのイメージに重なるからです。

実は「落語ベストナイン」のなかで、最も悩んだことが二つあり、ひとつはトップバッター、もうひとつがピッチャーです。剛球を投げそうな「たがや」はストレート一辺倒で、すぐに打ち込まれそうです。かわらけを投げ込んでいる「愛宕山」は、いい加減そうで頼りになりません。「落語ベストナイン」のエースピッチャーは誰がよいか?どなたか教えて下さい。

もっとも「火焔太鼓」、バッッティングは期待できません。大好きな鳴り物の応援に送られて打席に入るも、大抵はゲッツーを喰らうような凡打に終わります。せっかくのチャンスを「火焔太鼓」は、おジャンにします。

次回は、とうとうラストバッター、「火焔太鼓」とバッテリーを組むキャッチャーを発表します。


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