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人から相談された時は

悩んだり、落ち込んだり、しんどくなる時は、大なり小なり普段の生活の中で起きることがあります。時間が立てば消えるものもあれば、ずっと残ってしまったり、その事ばかりが気になってしまうこともあります。
ひどい場合は、鬱っぽくなったり、身体的に影響を及ぼすこともあります。

話を出来る人が身近にいる人は、パートナーや家族、友達と話をすることが多いと思いますが、余計にモヤモヤしたり、苛立ちを感じたり、ひどい場合は言い合いなることもあるかもしれません。身近な人の場合は、関係性が近い分よりこじれることもあります。

話を聞いている側からすると、こうしたらいいのに。とか、そんな事気にしたって。とか、せっかく話を聞いたのにまた同じことを言ってるじゃん。と、思うこともあるかもしれません。話を聞く際に、男性は解決策を考え、女性は話をただ聞いて欲しいだけという話もありますが、男性、女性によってというよりは、それぞれの性格など人による所が大きいと思います。むしろ、人は男性、女性に関わらず、相談を受けたとき、相手の悩みに触れたとき、自分ならどうするか、自分の過去の経験ではという引き出しから返答をします。
この自分に当てはめる傾向が、話をしている側からするとちゃんと話を聞いていないとか、親身になってないといったような感覚を感じさせる要因にもなります。拒絶されたような感じを繰り返し覚えると話をすること自体が難しくなる場合もあります。

人の心は本来明るく、前向きになっていますが、悩んだり、落ち込んだり、何かしらの負荷が掛かると重くなっていきます。重くなって動きが鈍くなる為、前向きに考えにくくなります。その状態の人に、こうすればと言ったところで動けないですし、感情が優位になっていますので、話に整合性を求めても話自体がだんだん変わっていってしまい何が問題かわからなくなることもあります。

では、そんな時はどうするのか。
しんどいという思いに対しては、しんどいですよね。イライラする思いには、イライラしますよね。自分も同じような事で悩んだりすることもあります。と共感するだけでいいのかもしれません。

相手の思いを受け止めることで、相手の思いは少しずつ軽くなっていきます。
心が軽くなれば、自然と明るく前向きになってきますので、そうすれば自ずとどうしていこうという建設的な考えに変わっていきます。環境を変えたり、行動を起こしたりと、一歩前向きに考えることができます。

話す相手がいない方や、誰かと話したくない方は、もちろん一人でもできます。自分の中にある思いに対して、その思いを受け止めてあげるところから始めてみると良いかもしれませんね。
思いに気づいて、認めるだけでも、心は軽くなっていきますので。

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