モノクロとフルカラー

最近モノクロって良いよなって思っていてモノクロの作品ばっかり見ている。
ずっと八色目の虹ってなんなんだろうと考えている。
自分の陶芸で八色目の虹を作りたい。
八色目の虹は順当に行けばモノクロだと思う。
釉薬の色で立体的なモノクロとフルカラーを行き来できるそういう色ができたらな。
釉薬だったらできると思う。
釉薬の色は立体的。
角度や光でつまり鑑賞者の身体の動きで立ち位置でもしかしたらその時の気分で色は変わる。
陶芸をやってると身体で認識している色っていうのが在ると思う。
どんな風に言葉にしたら良いのかわからないけれど陶芸の色を身体に染み込ませている人の作品は好きだしその人が何を語ってようが語っていまいがぐっときちゃう作品っていうのは自分にはある。
不思議な事に平面作品にもそういう事を感じる事があって色ってなんなんだろう。行き着く所がオーロラとかダイクロとかそういうものでもなくて。ただ自分は人の目っていうものが面白くて仕方なくずっと終わらないからずっと考えている。忙しくなると八色目の虹の事なんて忘れてしまうので八色目の虹の事をずっと考えてられる生き方をしたいなとは思っています。

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