【清書予定】風景製作工程の改善案まとめ(Plantfactory編)

※完全に個人のメモになります。製作作業が完了次第清書します。

1.目的

製作している小川の製作工程について、改善できる箇所を列挙する。

今回はPlantfactoryでの改善案を記載する。製作作業が2021年9月現在進行中のため、新たな案が出れば随時追記する。

2.1.作例

①PlantfactoryのInteraction用のローポリシーンを用意しておく。また、オブジェクトは1つに統合しておく。(今回はハイポリだった上、統合していなかった)

キャプチャ

②PlantfactoryのInteractionを使う際、Repeatノードを使うことになるが、前段の移動用オブジェクトのRadiusは0、Lengthは0に近い値(0.01とか)にする。

8キャプチャ

③Plantfactoryの移動用オブジェクトを移動させる時、Gizmoを利用すると作業が楽になる。

④PlantfactoryのInteraction以外でオブジェクトに植物を這わせる方法として、Zbrushのインサートメッシュブラシを使う方法が考えられる。

2.2.考察

①PlantfactoryのInteraction機能は、インポートした這われる側のオブジェクトファイルに複数オブジェクトが存在する場合、メッシュを無視することがある。また、ハイポリのシーンの場合は当然ながら読み込み時間が長くなる。
Interaction機能自体があまり精密に働かないため、這われる側のオブジェクトはローポリで十分だと思う。

②移動用のオブジェクトが大きいと、Interactionで這わせたいオブジェクトと移動用オブジェクトが少しでも重なるとすべてのオブジェクトが消える。
また、移動用オブジェクトに関わらず、Segmentノードで出来ているオブジェクトはLengthを0にするとこのオブジェクトもろとも消える。Radiusを0にする場合はこの問題は生じない。

③初期設定ではGizmoにショートカットキーが割り当てられていないので、自分でカスタマイズする必要がある。手順は5の詳細の項に記載。

④インサートメッシュブラシを設定する必要がある。今回は方法については未確認。

3.背景

今回の小川製作の工程が作業プロセスが非常に多く、使用実績のない機能等を多く使っている為、作業内容を忘れないようにしたかった。また、今後の作業時間を短縮するため。

4.概要

4.1.使用アプリ

Plantfactory 6.00.58.78

4.2.使用機器

CPU : Intel Core i7-6800K CPU @ 3.40GHz
GPU : Nvidia Geforce GTX 1660 super
メモリ : 64GB

5.確認内容の詳細

5.1.確認フロー

①については結果なので今回は省略。

②については結果なので今回は省略。

③アプリの設定をいじる。5.2.にて手順を記載する。

④については未確認なので今回は省略。

5.2.確認環境の準備

③-1 File>Optionsをクリックする。

5キャプチャ

③-2 OperationタブのKeyboard shortcuts内のGizmo関連のショートカットをカスタマイズする。各項目の右側辺りをクリックすると”Type new shortcut”と表示されるので、任意のキーを押す。
Cinema4Dと合わせるため、下記のように設定した。

Activate Position Gizmo:E
Activate Rotation Gizmo:R
Activate Size Gizmo:T

6キャプチャ

5.3.パラメータ変更の影響確認

今回は改善案の抽出が目的のため細かい確認は省略。

6.変更履歴

2021年9月19日 本文記述

以上です。

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