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短期決戦と期待値について


どうも僕です。
アマ最高位戦、まけました!
正直結構ついてた(割とギャンブル目の愚形リーチが結構上がれた)んですけど負けてしまったので実力です…悔しい

今回は僕が4→1のあがりを逃したシーンから結局どっちの選択が得?
期待値ってそもそもどう考えるの?ということについて書きます

牌姿はこちら(オーラス南家、イーソーより右は全部ポンです)ちなみにデジタルネイティブ世代の今を生きる24歳の私ですが、下のやつの使い方が全くわかりません誰か教えてください

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トイメン右が上がりトップ(左の人も親だがあがればトップ近づく)だったので、かなり鳴ける場ではありました

点棒状況が詳しく覚えてないですが供託1の1本場込みでハネツモトップ、ハネマンで上がり2着(トップ目からの直撃のみトップ)、マンツモ2着、満貫で上がり3着でした。構想段階からハネツモはめちゃ見えていて役役ホンイツトイトイで聴牌していたところに6をもってきてどうする?という話です。ここまでで6が二切れ、7が一切れ、北が一切れ。トイメン右は押してきそう親は降りてそうという感じでした。

結論から言うと私は北を切りました、そして二巡後ツモ北を引いてきて心の中では今世紀最大のイナバウアーを決めたわけですが、果たしてこれって下手なの?それともしょうがないの?って話です

打っている最中は脳内の多井さんが「8vs2はさっっすがに確率が許さない!!」と大きな声で主張してきたので北を切りました(ちゃんと条件計算はしてます)実際引いた時もいやこれはまあしゃーないわと思いながら切ったと思います

でも終わったあとよーーーく考えてみると5回戦でポイント持ち越しの2番に残らなきゃいけないルールなら北の方がいいかも???と思いました。

ここで、期待値について改め考えてみたいと思います。普段の場合の期待値とは基本的に半荘収支を最大化するための選択と捉えています。そのため、今回であれば打北が所謂期待値の高い選択だと思っていますし、個人的には本当に確率が許さないと思っています。

が、しかしです。この日の期待値の定義は実は違ったんじゃないかな?と思っています。この日の期待値の定義は5半荘打った時に大体通過ライン(150近辺)にいる確率が1番高くなる選択。

となるべきなので、実は打6が期待値最大になる選択なのではないか?とよくよく考えると思いました。書いてる今だといやその期待値の定義は当たり前じゃねえか!って思うんですけど打ってる最中は普通にバランスとって打とうとしていた節が正直あります。これは緩やかに負けていく行為だなあとすごく反省しました。ポイントリセットがないのならリスクは最大限負うべきです。

例えば、28名で5回戦で上2名だけ抜けるルールだとして(あり得ない話ですが)20面サイコロを振って13以上が出たら+50ポイント、12以下が出たら-100ポイントと言うギャンブルがあった場合

このルールだと挑んだほうが大差で得という結論になると思います。なぜなら、3位も28位もこのルールでは等価値だからです。もともと通過率が10%もないルールなので、60%でほぼ敗退決定とは言え40%でだいぶ通過率を上げられるギャンブルがあるなら参加した方が得だと思います。

この話が、今回の僕の打北か打6どっちが正しい?に近い気がしました。長々と書きましたが、要するに短期決戦でそうとう上振れが求められるルールであれば「期待値」の定義が変わるので、同じ期待値最大という言葉になる選択でも内容が変わるよねと言う話でした。

やっぱりこう言うのがあるからいろんなルールや制度で打っておくのって大事ですよね!日々勉強!

それではまた!



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