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後期C1リーグ最終戦を終えて

みなさんこんにちは、最高位戦北海道 奥野悠です。
まずはこちらをご覧ください。


昇級しました!!!!!!!!嬉しい!!!!!!
ちなみに、今期から振り返りノートを書くのをやめました。理由は全体の牌図が残っていないため、考えてること全てを言語化できず、かなり気分の良くない文章になりそうで嫌だからです。誰か僕が打ってるリーグ戦の映像を動画化してください。そしたらまたノートも書きたいと思います。

なお、全部牌図が残ってる天鳳にまつわる記事も途中までになってしまうことが多いので原因はそこじゃないかもです。

今回はせっかくの全体振り返りということで
0.データでの着順振り返り
1.各節印象に残ったこと
2.今年のリーグ戦全体を通して嬉しかったこと
の3点について記載します

0.データでの着順振り返り
着順ですが、トップから順に5-8-4-3
平均2.25 順位点+80 素点+73.7 小チョンボ-10
ちなみにC2リーグ時では7-6-3-4
で平均2.2順位点+90 素点+66.5 大チョンボ-20

ここからわかることは二つです。
1つ目、チョンボはマジでやめた方がいいということ(ほんとうにすみません涙)
2つ目、ほんとうにこの1年ついていたということ
です。
ちなみに打ち方が極端に変わったわけではないですが、最高位戦ルールを半期打ってみて個人的にはいかに大きな素点が減る行動を回避して連帯を拾い続けられるか?のゲームだと解釈しました。
なので、C2からC1にかけてはそこが若干変わったかもしれないです。

1.各節印象に残ったこと(同卓者表示敬称略)
①1節目 同卓者 井上 岡本 小幡 紺野
総合成績-20.7
やった感想としては、簡単に勝たしてくれねぇーーーでした
僕、親マン引いた後のゲーム回しとトップへの執着についてはかなり自信があるのですが井上くんにダマ30006000をツモられたときは「ほーーーーおもしれぇことやってくれんな?!絶対負けねえからなマジで?!」と思っていました。(顔で訴えかけてました)この後しばらく井上くんに泣かされる羽目になるのですが、この時はそんなこと思ってもなかったです。
麻雀については、
岡本さんからツモ着条件の25待ちをC1リーグで今期唯一の見逃しをして直撃取れた2着と
微差の3着目で一点読みまでは行かずともレンジ的に限りなくチートイドラ単騎が濃そうな川にドラ先切りしてめっちゃ押してタンヤオ聴牌まで辿り着くも、12000まで打てる岡本さんからドラ差し込まれた3着が記憶に残ってます

②2節目 同卓者 紺野 白川 中館 中野
総合成績103.5
とにかくついてましたが、1か3かみたいな選択をせず安定2着を取りに行けたのがよかったと思います。
印象に残っているのは中野さんのホンイツがなさそうな役牌2フーロに対して4巡目からオリを選択したつもりで(現物の字があったけど後のリーチに備えたかった)九対子落とししたら役役ドラドラに刺さって僕の8000点が消え失せたことです。
ちなみに、どうやらそれを見て紺野さんはしめしめと思っていたいたらしいのですが次局中野さんの5巡目リーチに直前僕の切った1切れの發でリーチ1発七対子ドラドラ裏裏を放銃していました。
この2局を見て僕は非常に清々しい気持ちになりました(その後めちゃついて2着になりました)
自分の麻雀については、親でシャンポンとカン四残りのタンヤオイーシャンテンから1枚目のシャンポン片割れを即座にポンして1500の聴牌を取り2件リーチに愚形1500聴牌から1枚勝負してアガリ切れた局がかなり印象に残ってます。
多分半年くらい前までなら鳴いて無かった(終盤メンタンピンになる可能性も十分あるため)んですが、色んな人と麻雀の話をした結果鳴いた方が多分得だなと思えるようになって鳴けました。
全然派手なアガリじゃ無いんですけど、こういう一昔前の自分が出来なかったアガリが出せると嬉しいです。

③3節目 同卓者 相川 岡本 白川 細川
総合成績141.2
正直、最初に節発表されてこの節が1番楽しみでした。
普段一緒にセットしているイツキ(多分僕との対戦回数最高位戦ルールなら工藤と同じくらいかそれより多いかも)(後自分の麻雀にめちゃインスピレーションを受けてると思ってる)に他の対局者もかなり楽しみで、燃えに燃えてました。
この日はギリギリで放銃回避することがめちゃ多く(聴牌したら18000打ってたなど)非常にヒリつきましたが、まあ1番勝てただけあってとにかく自分のアガリが印象に残っていました
特に印象強かったのが2半荘目オーラス
トップ目のイツキ(親でない)と2000点ロン400700ツモか1000直条件からドラ無い手で1枚目の役牌ポンをしました
これよく1000点直撃条件だから鳴けないって考えがあるんですけど、相手が親でない限り鳴いたほうが良いと思ってます
カンで400700になるし、他でテンパネもあるし何より終盤トップ目がちょっと前に出づらくなるのが大きいです。
その後、6ブロックに受けたり紆余曲折あって最終的にたしか以下の配牌が
南と③ポン九九66677になり、スーパー山にありそうな九をツモって13002600で逆転になりました
我ながら良い手順でトップになれて嬉しかったです。
余談ですが、こういう時僕の脳内では僕をスタンディングオーベーションで僕が誉めています。
ちなみに、こういう超良いアガリのあとはかなりツクことが多いと思っているのですが、案の定その後連勝でした(大オカルト拗らせ派)

④4節目 同卓者 相川 井上 紺野 細川
総合成績-83.5
〜当日の朝のボンレスハムファイターズのライン〜
奥野:井上ぶっとばそうぜ
細川:井上泣かす
〜4半荘目終了後(井上くんは5戦目抜け版)のライン〜
細川:誰か井上を止めてくれてくれ
奥野:半ベソなう

という1日でした
とにかく井上くんが強く、わちゃわちゃしててめんどくさかったです
印象に残っているのは僕が形式聴牌で中単騎で、河底で中が出たので元気よくロン!というと井上くんから頭はねでリーチホウテイ七対子裏裏?の12000をあがられた局と、次局放銃した相川さんがタンヤオ七対子の④単騎を一発でツモってなぜかラスった半荘です。そこまでマジでラスんないように丁寧に打ってたのでなかなか苦しかったですが、まあこういう展開の時もあるしその時のための貯金だよなーと何とかメンタル保ててました。いやしかし許せんけどな井上(後に彼のことを神と崇める時が来るとはこの時微塵も思っていない)
自分のアガリはやる気なく七対子と四暗刻だけやるかみたいなクソ配牌が三暗刻トイトイのマンガンになったやつと初戦のメンタンピンツモだけ覚えてます、他はマジで記憶ありません。

⑤5節目 同卓者 相川 井上 小幡 白川
総合成績+3.2
井上神様のツモ確定演出プルプルからの
「つもー400700」が迸った1日でした。
数々の400700や300500で僕のことを救ってくれましたが、1番嬉しかったのは最終戦でライバルの小幡さん(僕は立場上押せない)のリーチに対して3枚見えの5をプッシュからの確定演出でツモピンフの400700を上がり、本当に面倒な親番の一回を終わらせてくれたことです。
自分のこととしては、この日リスクの追い方が良かったと思います(一局だけ微妙なリスクの追い方をした局がありましたが)
自分はこの日プラマイゼロであれば御の字で、おそらく普通に行けば-40くらいなら許容出来る立場でした。ただ、-40引きにいくにしても麻雀というゲームの性質上どこかでリスクを負わないとジリ貧になって大マイナスになることが多いです。
その日自分がリスクを負ったのは
2戦目 東1一本場、ライバルに2600オールか4000オールを引かれた後ドラ2枚持ちで子のリーチに対して無筋の45両方勝負した局
南3 微差の2着目から4巡目高目3900安め2600の258待ち7枚残りをリーチして決めに行った局
3戦目 東1親、子のリーチに対して両無筋の④押して③⑥⑨瞬間通った⑨が高目一気通貫の聴牌取り(ダマからのツモ切りリーチ)
東3 トップ目からまあまあ良さそうな④⑦を15巡目にリーチ(他に仕掛けリーチなし、ドラ見えず)
でした。1番最後だけかなり良くないリスクの追い方だったと思いますが、他はいいリスクの負い方だったと思います。
最終戦は手組みと状況判断が我ながらとてもうまく(後井上神様のおかげで)、リスク負わなくてもいける感じで立ち回れました。
ちなみに、最終節はなぜか一気通貫があがれるジンクスがあります。前回今回と合わせて8半荘で3回面前の一気通貫をアガりました。
あと、最終局のドラが一の局で桃子さん、井上神様、僕が3人連続で一を切ったのは競技麻雀って感じで感動しましたね。良い一局だったとおもいます。

長くなりましたが全節振り返るとこんな感じです
リーグ戦楽しかったなあと振り返りながら思いました。

2.今年のリーグ戦全体を通じて嬉しかったこと
多分去年?一昨年?くらいからアエルさんに通わせていただき、アエルリーグ等色々な大会にも出てきました。
僕は好きなものに対してクソほど負けず嫌いなので、麻雀強くなりたいと思って色々な知識を取り入れてきたつもりです。
今年のC1、C2のリーグ戦で客観的に振り返って1番自分が良かったところはどこか?と振り返ると自分的には「ベタオリ」に尽きるかなと思っています。

まあ前提としてもちろんツイてはいたんですが、
•リーチ受けた後の安全度比較
•自分が無理な手で相手が早そうな手の時に安牌をちゃんと持つこと
•点棒状況的に打ってはいけない時に相手の速度感を甘く見積らず、1段目からでもオリる時はしっかりオリる
•テンパイ取れなさそうな手の時にリーチを受けた場合粘らず来るであろう2件目やダマをケアする

この辺りの意識はどちらのリーグにおいてもトップクラスで持てていた自信があります。

これってルーツはアエルリーグ(赤アリ競技麻雀)や天鳳から来ているものです。
このフィールドで勝ちたいと思うと僕は守備がめちゃくちゃ大事だと思っています。
(放銃が致命傷になるケースが多いため)
去年は特に多井さんの麻雀をめちゃくちゃ勉強してました。

上記書いたことはもちろん最初から出来ていたわけではないです。
僕もフーロにめちゃくちゃ放銃する時期も、
ダメな手をまっすぐ組んで手詰まりして放銃する時期も、
ベタオリチョイスを適当にやって放銃する時期もありました。

ただ幸い、自分にはアエルリーグや天鳳など実践する機会と振り返りをする場がたくさんあったのでその中で「配牌オリってこうか?」とか「これは真っ直ぐで良くない?」みたいなバランス調整とインプットが同時にできる機会がたくさんあったので色々試すことができ、
最終節はまさに、去年たくさん勉強した「配牌オリ」が自分の血肉になって勝ちに導いてくれた感がすごいありました。
また、うわこれ次安牌なかったら放銃だったーーみたいなベタオリ流局も非常に多くてそれも良かったです。

大変長くなりましたが要するに何が言いたかったかというと頑張って麻雀で勉強したことは直接すぐ結果にならなくても何らかで活きるよね
ということで、そういう成長実感を感じさせてくれるこのゲームが僕はすごく好きです。

来年は今年の打ち方をよりアップデートさせて、今だから試したいことも色々あるので精進してBリーグも頑張ろうと思っています。

盛大に長々と自分語りみたいな文章を書いてしまいました。いやでもほんとに楽しかったんですよねリーグ戦、プロっていいぞ!楽しいぞ!
ここまで読んでくださった物好きな方がいたら本当にありがとうございました。

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