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逃げるは恥だが直前のテスト勉強は役にたつ

最高戦日本プロ麻雀協会北海道所属奥野 悠です!先日初めてのリーグ戦が終わりまして、一節目は+40くらいとまあまあいい発進でした!

今回は自分の勉強のためにリーグ戦で気になった(結果反省の)局の振り返りを書いてみます。
やる気が持続すれば続きを書きます。

ところでみなさん、テスト勉強はどうやってやるタイプですか?僕はまあまあ日付かけて準備するタイプです。なにせ一夜漬けが世の中で1番嫌いな行為の一つです。

ただ、直前のテスト勉強(特に友達とクイズを出し合う奴や教えあうやつ)は好きです。
最高位戦のプロテストもそれで乗り切りました。

いやなんの話だよ!って感じだと思うんですが、本当にたまたまリーグ戦の当日、醍醐さんの「醍醐大冒険」のドラポンに対して最終愚形チーだし⑦の⑤⑧はとおります的な動画を朝見てました。

この動画、要は愚形フォローと良形フォローだったら愚形フォロー残すよねという話です。詳しくはそちらご覧ください(ちょっとした先輩ヨイショ)

前置きが長くなりましたが、それを踏まえてオーラスの話です。
点棒状況は
私:28000点(2着) 下家:38400くらいのトップ
トイメン:27000の3着 上家:26600のラス
という、いわゆる3人集合の激アツオーラスでした。私は放銃しなければラスがないが、放銃したら40000点失うという状況。つまり絶対放銃できない局面です。私とトイメンの手牌

私の手牌
トイメンの手牌
⑤チーだし8、7チーだし4だったはずです
なお、下家はもうアシストに入っており、四六が通ってます。その上、その後5をツモ切りされました。


ちなみに、もう形に弱いんですが
ここから通ってる六を切りました。
個人的には捻り出した最適解に感じてたんですけど、冷静に検討すると微妙な一打でした。
落ち着いて検討すると6が正着だったかなーと思います。
なぜかというと、36が否定できるんですよね。
これ文字化すると記事がとても長くなるので割愛しますが否定できます。
また、上記の醍醐さんの動画の理論から25で当たることもだいぶ薄いです。
(両方わからない人はこっそり聞いてくれれば長々話します)
ただし、2はシャンポンで全然当たります。
というか、よーく考えるとシャンポンがかなり本命に見えます。

ポイントはカン7前の8切りです
例えば四六xxメンツだとすると、普通ポン材を優先するはずなので切り順が4→8になるはずなんですよね
でも先にポンできる牌が切れているということは牌理上8を切ったほうが強いということになるので、考えられるのは対子が3組あったということです

とすると、4は単純に468のフォローだけではなく、別の対子フォローしてたのでは?となり、22メンツxxが濃いなあと読めます!!
実際問題手牌は以下でした(対子はなんかのタンヤオ牌でした)


これちゃんと言語化できるの成長!!次は実戦で使えるようにします!

が、白状しますと正味最終手出し4であたったら40000点の放銃だからとりあえず甘えず守備しよー程度にしか考えてませんでした笑
ただ、8→4の切り順に何か違和感があってん?これシャンポンあるくない??と思って5切れてても2止まったのは良かったと思います!
結果はトイメンに2ツモられて4→3でしたが致命傷を防ぎました!

次回は言語化できたこういう読みを(ほぼほぼ出てくる場面はない上、やりすぎるとマイナスになりますが)実践で活かせればなあと思います

ただ、実際問題こういう細い話よりも、状況的に打つの無理!!ここはピタッとやめ!!みたいな方が偏差小さくリーグ戦では勝てそうな気がしますが

長々書きましたが
•先に対子拒否(ターツ落とし)している場合食い伸ばしが少ない
•対子を先にほぐしている場合、牌理から(もちろん例外はありますが)残り2組対子があるケースが多い

あたりが今回アウトプットできる牌理の読みかと思います!


つまりリーグ戦超面白いです!!!
はよ次やりたい!!!

ご一読いただきありがとうございました!


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