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自己照会#10「死んでも天国になんて行きたくない」

 こんばんは。Kinoshita Under Woodです。

 まぁタイトルの通りなんですけど、俺絶対天国に行きたくないんですよね。そんな感じの話をします。

 天国っていうとどういうイメージがありますか?善い行いをした人が死んだ後に行く場所なので、きっと幸せと平和で満ち溢れた場所なのではないでしょうか。苦しみとは無縁で、全てから救われている世界。

 うーん、こう書くとなんとも魅力的に見えますね。多分ほとんどの人は死んだ後は天国に行きたいのではないでしょうか。小学校の頃の俺もそう思っていました。
 でもある日ふと思ったんです。

「天国に行った後ってどうなるんだろう?」

 幸せと平和で満ち溢れた、苦しみとは無縁の全てから救われている世界。きっと、その世界はいつまでも続くのでしょう。人生は死んだら終わりです。じゃあ死んだ後は?いつ終わるんでしょうか?
 多分、天国は終わらないのではないでしょうか。言ってしまえば、天国という「刺激」とは無縁の世界で永遠と過ごす。

永遠を、延々と過ごす。

 想像しただけで気が狂いそうになります。
 いや流石に気が狂いそうになるってのはちょっと言い過ぎましたが、俺はどうもそれが恐ろしくてたまりません。

 それならいっそのこと、自分の生前の行いを悔いながら地獄の業火に焼かれて永遠を過ごす方がマシなのではと思ってしまいます。血の池地獄もばっちこいです。

 救いがないのが分かっているのに。終わりのない苦しみの中でもがき続ける。果てのない苦しみに抗う。こっちの方がよっぽど「人間らしい」と思いませんか?

なぜなら。

生きるという事自体が
すでにこんなにも
苦しいのですから。


 共感してくれる人だけ、地獄でお会いしましょう。

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