見出し画像

【連載エッセイ】余生ーわたしは何処へ向うのかー7話


前回の投稿から4ヶ月もあいてしまった。
書いていない間に、私は53歳の誕生日を迎えた。
当たり前だけど年々60歳が近くなる。
当たり前だけど年々「死」が近くなる。焦る…すごく焦る。

以前の職と住まいを失って、実家に身を寄せてから早2年と少し。
夜の仕事で食い繋ぎながら、メインの仕事を探そうと思いながらこんなに月日が経ってしまった。

昼の仕事を探していなかった訳ではないけれど、何だかんだで夜の収入のみで食べていけて、
少しばかりの貯金までできていたものだからその生活に甘えていた。

でももう…本当に自分でお尻叩いて走り出さなきゃ…。
何度目だ?「まん延防止等重点措置 」
今、勤めているスナックももちろん休業期間中で現在私の収入はゼロ。
実家暮らしだから貯金をつぶしながら生きては行けるが、穏やかにアラ還を迎える為には貯金を使うのではなく増やさなければならないのに…。

…という事でWワークする決心をした。

スナックの方は現在休業中だが、まん延防止が明けてスナックが再開しても掛け持ちができる様な所をここ数週間探していた。

なにせ田舎暮らしのくせに車を持たない私…(自己破産で手放したせいだけど)
車持ちの人より通勤出来る場所が限られてくる。
幸い、JRの最寄り駅まで徒歩15分。天気が悪くてもJRに乗りさえすればたどり着ける以前住んでいた街の駅ビルの中の求人を探す事にした。

現在住んでいる町は、ただでさえ求人が少ない上に徒歩or自転車で通える距離で仕事を探すなど絶対に無理だ。

距離は遠くても(40数k m?)JR通勤する方が地元で探すより現実的。

そんな経緯で早速来週、一件面接が決まっている。

受かるといいな。。。会社名だすとみんな知っている所なので伏せる事にするが、食品と雑貨の販売といった所だろうか。。。50代だけど大丈夫かな。。。不安。

髪色に規定があるらしいのでまだ面接の段階だけど暗めに染めていこうと思う。現在ピンクベージュの結構明るめで…気に入ってたけどそんな事言ってられない。
面接一つ一つを慎重に(笑)

なんだか学生時代に戻ったみたい(笑)
53歳…私はどこに向かってる?
愛犬と落ち着いた生活がしたいよ。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?