リハビリの文

久々にnoteを書くから、文章が下手くそになってしまう。リハビリだ。

もう20代も後半になりつつある。あっという間に時間は過ぎていく。

中学を卒業して高校に入学して10年くらい経って、その時はわかっていなかったことがわかってきた。あの頃は、無謀な理想をもっていて、わかりもしない将来に意識が向いていたけど、理想と現実は違うことに気がつき始めて焦っていた。目の前のことがおざなりになっていた。

10年の間に色々経験して、嫌なこともあったけど、ようやく、目の前のことを片付けていくようにやっていくことしかできないのだなと気がついた。特に、私のような何者でもない人は、翼もエンジンもあるわけじゃないから、色々飛び越えていけるわけがなかった。片付けながら、だんだん自分は何が好きで何が嫌いで、どんな生き方をしたいのかわかってきて、少し生きやすくなった。それと同時に、周りから影響を受けやすくて、感情を揺さぶられやすいこともわかってきた。

プライベートでは、また身近な人が亡くなった。仕事では色々な背景を持った同僚や子供がいて。社会でも色々起きていて。無力な私には何もできなくて、落ち込んだり、悲しくなったりする。でも、何も言わないで、静かにその悲しみが通り過ぎるのを待つ。不安な気持ちが通り過ぎるのを待つ。一緒に通り過ぎるのを待ってくれる音楽や文学や映画を私はもうわかってる。通り過ぎたら、また目の前にある、今できることに淡々と取り組む。それが遠回りでも、誰かの助けや癒しになったらと祈るしかない。無力なのは10年前も変わらないけど、無力だと嘆いても、誰も慰めてはくれない。死にたいと思うことはまだあるけど、命ある限りはどうにか生きていこうと思う。それが残された私にできることだと思う。

2024年、少しでも希望が見出せる年になりますように。

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