L700Sのマフラーの続き

マフラーが折れた。
純正同等品はステンレスだが、フロント・センター・タイコ一体で、テールパイプだけが別体。これは配送に困る。

3分割構造の社外スポーツマフラーを中古購入した。

届いてみるとO2センサーの穴がない。
通販で台座「ハブ」を購入、2個900円。
22mm、M18ナットでも代用可と思う。
テーパードリル3000円で穴をあけ、台座を溶接。

溶接は、バッテリーをブースターケーブルで2個直列にして行ったが溶け込みが弱く、けっきょくはスズキッドのアーク溶接機2万を購入(カインズ専売版は折畳式のお面が付属)。
これでサクサク付いた。バッテリーで挑む方は3個直列を勧めます。

装着してみると、振動でエンジン下部や燃料タンクに干渉しかねない。
バール2000円を購入し、息子に手伝わせて、マフラーの曲げアールを修正。吊りゴムも交換。中間の吊りゴムは長い調整式として、やや下げ、エンジン干渉を防いだ。

マフラーはL900前期用の藤壺パワーゲッターという銘柄。JBとEFのターボ車用。NAには抜け過ぎてトルク低下かつ爆音になる。
最初からテールサイレンサとステンたわし充填を行った。
藤壺は肉厚なのかΦ100テールの内径が97ではなく96になる。アップガレージで販売の無銘サイレンサが適合した。

この仕様で、音量は恐らく車検適合、音質は恐ろしく「イジってます」に。
NAには抜け過ぎてトルク低下と言われるが、運転した感じ、確かにスカスカして、市街で多用する2-3000が特に、踏むと音が大きい。しかし加速は良いし、60km/h巡航が2000rpm程度と力もよく出ている。燃費も13→14、5に改善された。

テールは消音できているが、中間でできた音が共鳴している感があったので、フランジサイレンサを追加。
JDMの5060という、パンチングにグラスウールが付属した物。
グラスウールは付属量の半分程度までカットしないと入らない。

フランジサイレンサを追加すると、音量はノーマル、音質はやや低め、と非常に良い塩梅になった。
60km/h巡航は2500前後と中間消音器なしよりもやや力は落ちたが、依然ノーマル時よりは段付きのない滑らかな加速をする。
綿がヘタれば、あと少し、抜け寄りに転じるだろうから、これで終了、仕様確定だろな。

脱着時に爪でも割ったか、O2センサのカプラーがよく抜ける。
抜けた時は振動が増す気がするので、安全策に濃く噴くのかも知れない。
いったんバッテリーを外して電子制御をリセットし、カプラーを再接続すると、エンジン警告灯は消える。

お兄ちゃん用のスポーツマフラーを消音して使い、ノーマルまで音量を下げて、音質は低音、力感向上、手間かかったが理想的な状態を作ることが出来た。

なお、並行して、エンジンマウントをシリコンシーラントで修理した。
マウントゴムは古くなると弾力を失い、振動が出る、伸び側の上方にはヒビ。
このまま埋めると、ゴム硬化により強化品の硬さになるので、ゴム部品にいくつかドリルで穴あけてからシリコンを充填した。
これでもまだ硬いので、次回補修時は、穴を広げてシリコン比率を上げてみる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?