既知との遭遇 非避暑地
久しぶりに外食をしたところ、大学の同期が働いていた。
全く頭になかったが、大学近郊に住んでいるので近くの適当な店にはそこの大学生がバイトをしているものである。
実際外食先で同期に鉢合わせるだけならなんともない。しかし、自分は絶賛不登校中であり一年半程度誰にも連絡を取っていないのだ。向こうの視点で考えると正直めちゃくちゃ面白かった。いなくなった同期が勤務中にいきなり現れたら俺ならめちゃくちゃ笑ってしまう。
ただ、ここで笑いだしてもマジで意味がわかんないし向こうからしたら不気味極まりないので何とか耐えた。向こうも淡々と接客をしていた。そりゃそうだ。対して仲良くもなく、いきなり消息を絶った同期に話すことなんか一つもないだろう。
そのまま普通に食事をし、普通に会計をして出た。
家に戻ってしばらくしてから気分が急速に落ち込んできた。かつて(見かけ上は)同じ立場にいた人間が立派に社会をやっていた。社会での普通を改めてみて、自分の現状と鑑みて凹んだ。
なんだこれは(なんなんだこれは)。
あ~~~~~苦しい~~~~~~~~~~~~~。
もう何も考えたくない。せめて笑い話にでもなっていてくれればうれしいが、向こうとしても絶妙に話題にしにくい出来事だろう。こんなことならこっちから話しかければよかったかな。
勝浦が涼しいらしい。やることも行くところも無いしただ涼みに勝浦に行こうかな。
調べたら最高気温30℃だった。全然涼しくねえじゃん。よく考えたら外房のよくわかんない微妙な場所が涼しいわけない。軽井沢ぐらいの説得力を持ってから言ってほしい。
軽井沢も最高気温30℃だった。日本に避暑地って無い?
今日のいい曲
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