見出し画像

【ブルーカラーの宿命】人の目を気にする人はビルメンに向いていない

お疲れ様です。三冠王(仮)です。

「人の目を気にする人はビルメンに向いていない」

私の実体験をもとに解説します。



高卒・元フリーター・コミュ障-3



人の目を気にする人がビルメンに向いていないワケ

ブルーカラーの仕事ビルメン

ビルメンはブルーカラーの職業なので、人目を気にする人はジワジワとメンタルがやられるからです。

これは設備管理業だけでなく、建築業や工場労働者も含めブルーカラー全体の話でもありますが、世の中には作業服を着る仕事をしている人のことを見下す傾向があります。

作業服を着る仕事が「低学歴」「低収入」のイメージがあるからですね。

・・・実は私も恥ずかしながら学生時代は見下していました(若気の至り)


ここで、「え?そんな価値観あるの?」と思った人は大丈夫です。
あなたは人を見た目で判断しない素晴らしい人です。
この記事は読まずにスルーしてください。


人間は自分の存在を無視されたり否定されたりすると負の感情が出てしまう生き物です。

ビルメンの戦闘服はもちろん作業服なので、イコール見下される傾向があるということでもあります。



エピソード1

OL休憩-5

これは私の経験談です。

そこは都内にあるオフィスビルでした。

職員さんたちの更衣室の照明スイッチが経年劣化で接触不良を起こしていました。

担当の職員さんに事前連絡し、「作業中」の立て看板を設置した上でスイッチの交換をしていたら、

小綺麗な服を着た女性職員2人組がこちらに向かってきて

女性A「あ、今入れないんだ〜」

女性B「ん、何何?あいつら盗撮?w」

女性A「ちょっと!言い過ぎ〜」

女性A・B「ハハハ〜」

と、わざと聞こえるように言われたことがあります。



エピソード2

カンツールビルメン

これも私の経験談です。

ある都内の商業施設の女性トイレで、大便器の詰まりが発生しました。

これもオーナー側担当者に事前連絡し、立て看板を設置して一時的にトイレを封鎖しました。

そして、スネークワイヤーという配管の詰まりを除去する器具を使って作業していたら、

背の高い美人な女性が突然ガッと無表情で入ってきて、隣の個室に入ると「ブーーーッ!」

その女性は、用を足した後も平然と洗面台で手を洗って最後はなんと化粧直しまでしていきました。汗

こういうことを何十回も経験しています。

現役ビルメンの方ならわかっていただけると思います。

人によっては「無神経な女性だな〜」「メンタル強すぎw」と相手方のことを思うだけの人もいると思いますが、

私の場合は「あ、俺って人間として見られていないのか」と心の中で虚しさを感じたりします笑



私が割り切れた理由

ビルメンの矛盾

・・・そうです。

冒頭でも書いたように、元々は私もブルーワーカーを下に見ていた人間です。

だからこそ、相手はこう思っているんだろうなとメンタルが勝手に削られていきました。

でも、高卒・フリーター・コミュ障・人見知りetcという社会不適合者の私にとっては働けること自体が喜びでした。

つまり、他人からどう思われるかってことより、ビルメンとして働けることの方が勝っていたわけです。

そんなもがきながらもビルメンを続けて歳を重ねていくと、

作業服を着た人の中にも高学歴がいるし高収入もいる。

スーツを着た人にも低学歴がいるし、低収入もいる。

ということを身を持って知ったし、自分が色眼鏡で世の中を見ていたことに気づけました。

そうやって視野が広がってきて人を見た目で判断しないようになっていきました。

自分が他人を見た目で判断しないようになると、

今度は、他人が自分をどう思っているかをそこまで気にしないようになりました。

※まだ完全には無理だけどネ



おわりに

作業服を着ているだけで見下されることがあるから、人目を気にする人はビルメンに向いていないです。

今、人目を気にしてしまう人でも、自分が他人を見た目で判断しないようになれば気にならなくなります。

それは時間が解決してくれるはず。

現場からは以上です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?