「氷川丸」に乗ってきた!〜後編〜
2月18日(土)、ぽかぽか陽気に誘われてこの日は横浜の山下公園にて日本郵船「氷川丸」へ乗船してきました。
前編では船内の乗客エリアを中心に紹介していきましたが、後編では乗組員エリアを中心に紹介していきます🐾
さて、一等客室エリアを抜けてからは一旦デッキへ出て、船長室と操舵室を見て回ります。
目の前にはみなとみらいの景色が広がっていました。
デッキにある少し急な階段を上り、船長室へと向かいます。
そして、さらにデッキの階段を使って上へと上がり、操舵室を目指します。
操舵室にはさまざまな計器類が並んでおり、中央には氷川神社の神様が祀られていました。
幾多もの航海をここで指揮していたのだと思うと感慨深いものがありますね。
さて、ここからはまた船内に戻り、船の心臓部分でもある機関室を目指します。
ひんやりとした空気に包まれた機関室に足を踏み入れると、重厚なディーゼルエンジンが姿を現しました。
本来であれば中段・下段と降りてその迫力を写真に収めたかったのですが、コロナの感染症対策のため現在は立ち入り禁止となっていました…
さて、機関室を出た後は展示室スペースへと向かいます。
展示室では、氷川丸の歴史が分かりやすくパネルで展示されていました。
激動の時代を乗り越える中で、豪華貨客船、戦時中には病院船、引き揚げ輸送船、そして戦後は国内を結ぶ商船、のちに海外へと向かう貨客船として再び活躍しました。
のちに1960年に引退した氷川丸は開港の地・横浜のシンボルとして山下公園に係留され、現在の博物館としての役割を担うこととなりました。
展示室を出たところで、出口付近の壁面に氷川丸の内部イラストが描かれています。
普段は一般公開されていないエリアもあるものの、こちらのイラストでは貨客船としての内部の構造を知ることができます。
外から見ているだけでは想像もつかない貨客船の船内、実際に足を踏み入れると多くの驚きと発見がありました。
もし横浜へ遊びに来ることがありましたら、ぜひ氷川丸へ乗船して船の中を探検するワクワク感を味わってみてください。
(写真で見るより何倍も素晴らしいです!)
ここまでお読みいただきありがとうございました。
★おまけ★
もっと日本の海運の歴史が知りたい!
という方は日本郵船歴史博物館がおすすめです。
2023年4月1日から長期休館に入るとのことですので、興味のある方はぜひお早めに🐾
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