第10回幻想パワプロ指名講評

幻想パワプロとは?

幻想パワプロ…それは最新版パワプロ(今回はパワプロ2022、23年度版)を使い、参加者で現役選手をドラフト指名して最終的にオートペナントで勝負をするというゲーム。詳しくは主催がまとめているので気になる方は以下をご覧ください。

前回大会で私は主催からの陰湿なイジメにあいG1プレーオフに叩き落とされてしまったのだが、プレーオフを激闘の末勝ち上がることができ今回もG1に参加することができました。軍曹松太郎、絶対に許さないからな…

さて、これから指名講評を書いていきたいと思います。


指名方針

基本的に打撃力重視

これはもう他の参加者からもそう思われている事であろう。過去には投手力に重点を置いたこともあったが、どうもしっくり来なかったため自分の基本スタイルはやっぱりこれである。ただ、長打力に振るとかではなく、軸となる選手を確保した後、穴を作らない打線を作る。それがコンセプト。

抑える中継ぎ投手を1枚は取る

大事なのは「1枚は」であり、取っても2枚まで。中心となる中継ぎは必要で、圧倒的な選手は強みになる。が、中心で投げるのは2人までであるため、中盤入り口で指名するのは1人にしておきたい。

先発検証は過酷に慎重に

打撃力に振り切る以上、先発投手の指名は遅れがちになる。そこで、これは毎回なのだが、先発投手の検証は必要以上に過酷な条件で慎重に行うようにしている。先発のピックミスはG2陥落への最短切符。参加者各々で検証方法に差はあると思うが、自分の検証方法は「使用球場:神宮球場」「検証打線はプロ野球選手で長距離砲を2枚程度、その他中位程度で指名されそうな選手で隙のない打線」を用いて検証している。基本燃やすため3~5番手投手でも防御率は4~5点台で帰ってくることも多いが、怪しい投手をはじくのにはもってこい。大体1人5~10周程度試し、指名前も候補者を並べて再検証している。

それでは次から各指名選手について書いていきます。

1位 丸佳浩 外野手 読売

時は遡ること6月11日。場所は大阪城付近。
日付と場所で察される方もいるかもしれないが、そう、アイドルマスターシンデレラガールズの声出し解禁ライブ「燿城夜祭 -かがやきよまつり-」(燿は矢野燿大の燿)のDAY2が開催された日である。ライブでは声出しと感情を爆発させ、「Wish You Happiness!!」ではコロナ禍で延期~無観客配信になってしまった正月ライブの事に思いをはせ泣きながら叫び、顔面が完全にP顔になっていたあのライブが行われていた日である(ここはライブ感想のnoteか?)
私はもう完全に気持ちよくなっていた。最高の気分でいたときに飛び込んできたDMの通知。そう、さまびとさんの丸公言の通知である。

さまびと許さねぇ

この通知を見て現実に引き戻されてしまった私は、「このエロヤブ医者さまびとは許さねぇ…」と誓い、公言でもう丸を指名した気になってホクホク顔のさまびとさんへの報復として、丸の指名を決断しました。当然、一泡食わせるために自分は公言はしないスタイル。
そして、見事くじを当てることにも成功しました!ざまぁ。

まあまじめな話をすると、まず私は1位源田や菊池は趣味ではない。源田はそもそもかなりかぶりそうだから行く事はまずない。打力を考えたときに1位指名に耐えうるのは丸の他には中田翔、サンタナ、ウォーカー、大山、宮崎くらいが候補だが、その中で最も確実性が高く、後々の兎枠の混迷を考えると丸に行くのは整合性も高い(同じく公言されていた中田翔ではかぶりたくない)。
そして優勝の有力候補であるエロヤブ医者さまびとさんをプラン通りに指名させないこと、これも大きいと考え指名に踏み切った、というのが背景にあります。もちろん上記の恨みもあるよ。

2位 塩見泰隆 外野手 東京ヤクルト

ウェーバー下位の自分まで、なんとか大山か宮崎が残ってこないかな、と思ってましたが当然のように残ってこない。仕方ないね…
残っている選手で指名を考えたとき、まず筆頭として考えたのがセカンドの打力の担保としての中村奨吾である。ただ、前回大会の(第9回)の指名を見たとき、前回も自分は2位中村奨吾、しかも読売の外野(ウォーカー)→中村奨吾の流れまで同じであった。正直、前回大会と同じことをしても全く面白くない。別に前回の自分が強かったわけでもないし。という事で中村奨吾指名は回避することに。
となると、次の指名候補として挙がってるのが塩見、佐藤輝明、マクブルーム、松本剛あたりである。バウアーもちらっとは考えた。正直サトテルは不安定さから行きたくなかったこともあり、外野手連続指名で今後の指名が難しくなることも考えられたが塩見で行く事に。チャンスCも大きい。
地味にヤクルト枠は上位は充実しているものの中位~下位の層の薄さに不安があったのと、隣でG1初参加のゆずこさんが外野手連続指名をしていたので妙な対抗意識が働いたのも否めない。

3位 ビシエド 内野手 中日

実質3位公言とされてきた中村悠平は残ってくるはずもなく、捕手は森や木下まで消える事態に。二遊間も有力どころが消えた。逆に投手は余り気味で、折り返しでもエース級で投げてくれる投手は残ってくると判断。野手を指名することに。
残っている選手を眺めたとき、弾道に問題はあるもののミートパワー共に高水準、対左B持ちのビシエドを指名。戦う顔をしてもらう。

4位 田中将大 投手 東北楽天

予定通りここで1番手投手を確保。大貫や宮城が残ってくれば理想的だったが、さすがにそれは現実的ではなかった。
ここでの投手の択は田中マー、小川、今永だったが、小川はヤクルト枠、今永が一発が不安であったため、田中マーに行く事に。負け運って何?
この順で12球団枠を考えるのはどうなの?という意見もあるんでしょうが、同程度のレベルで悩んだ場合は枠埋めも考慮に入れた方がいいと思う。今後の指名が楽になるし。

5位 京田陽太 内野手 横浜DeNA

Mr.バトルフェイス。
二遊間の指名はここまで放置してきたが、当然検証は進めているし指名時期を伺っていた。正直、当初の予定ではここでサードを指名するつもりだったが、検証を進める中で京田のOPSが5割台で安定していることに気づく。なんかぱっと見ではチャンスE対左Eの弾道2であまり打たなさそうな能力をしているにもかかわらず、謎の安定感を示していた。どうした?KONAMIにも戦う顔に改造されたか?
影響を及ぼしているとしたらプルヒかヘッスラのどちらか(もしくは組み合わせ)なのだが、この件に関してはいつか詳細な検討が学会で行われることを期待し提言とさせていただく。

まあ、この守備能力でこの安定感は貴重、ここで指名を逃したらもうショートは苦しい指名となってしまうので5位で行く事に。先に投手で行く事も考えたが、万が一達一さんに京田を取られたら悲惨なことになるので優先。

6位 床田寛樹 投手 広島

ここで先発投手に行くあたり、自分も丸くなったな…
かつてなら中継ぎ(栗林あたり)に行くか、サード(安田か宗あたり)に行ってたかもしれないが、バランスを考えて先発に行ってしまった。まあ中継ぎでも問題なかったかも知れんが。
先発投手は床田をピック。指名に問題はないけど、ほんのちょっと球団枠を気にしすぎてるかもしれない。ここでは床田と岸で迷ってたので…(田嶋も考えてはいたが、負け運1・2番手はさすがに無理だった)

7位 鈴木大地 内野手 東北楽天

サード消えとるがな…ってことで割と困った。色々考えた結果、ファースト守備のアドを消してでも行くべき(ファースト守備C、サード守備E)と判断し鈴木大地を指名することに。青特の多さと送球B捕球Cでなんとかしてくれるやろ(適当)
ちなみに能力としては、チャンスE併殺選球眼走塁Aなのでこの時点で1番当確でした(塩見はチャンスCなのでこの時点では3番想定)

8位 R.オスナ 投手(中継ぎ) 福岡ソフトバンク

G1では現状中継ぎが栗林と伊勢しか指名されておらず、自分の指名後すぐにG2に指名が回るため、ここで指名しておけばアドが出ると思い中継ぎをチョイス。イニングを投げる宇田川か安定して抑えるオスナかの二択(Y.ロドリゲスは見落とし)だったが、接戦時で確実に抑えてくれるオスナを指名。中継ぎは接戦時に投げる投手が大事だと自分は思ってます。

9位 岩下大輝 投手 千葉ロッテ

なんか先発投手、球団枠に囚われてない?8位でオスナに行った結果、ガンケルに行きにくくなっていて岩下へ。別にそこまで間違ったピックでもないとは思ってるけど…
とにかく調子安定が持ち味。安定してそこそこ抑えてほしい。あと岩下の新生姜おいしいよね

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10位 宇佐見真吾 捕手 まだ北海道日本ハム

この位置で取りたかった選手。達一さんがすでに捕手を指名しているため、一旦9位での指名をスルーし、10位での指名。隣が1人なのでこの辺は読みやすい。
キャッチャーDにはなるが、チャンスC初球○積極打法のおかげか捕手比では相当打つ。G1での捕手の指名具合や指名順位を見ると相当なアドになるはず。実際この直後に宇佐見を考えていた人もいるらしいので、適正順位なはず。ウサミンパワーとれにパワーで幻想パワプロでは活躍してほしい。
ただ、目の前でホームラン打ったのは余計だよ…(7/13の試合を現地観戦)

11位 栗山巧 外野手 埼玉西武

この辺の指名は相当苦しいし迷う。ほしい選手が多くて、その選手は指名しなかったら確実に消えるだろうって選手ばかりなので、正直ウェーバー順で反対側に行って11位12位を連続指名したかった。
さて、ここでは栗山をチョイス。ここまで枠埋めは順調で西武枠は最悪中継ぎでなんとかできるとは思っていたが、逆境○や選球眼など、有力な能力を持っていて安定するので行くべきと判断。ここで迷っていたのは巨人北村と楽天瀧中。北村は残るセカンドとしては相当優秀なので最後まで迷った。隣のゆずこさんがあからさまに巨人枠とセカンドを空けているのでなおさら…まあゆずこさんに流してもええか、と考えて放流した(のに謎の西武ドミノが起きて指名されなかった)。瀧中は残る先発投手の中では圧倒的に抑えるけど、球団枠や野手重視のコンセプト上行きにくかった。きっちり軍曹さんに取られてしまったので反省です。

12位 岩貞祐太 投手 阪神

ここで正直一番指名したかったのはオリックス竹安。対左が効いているのか分からんがなんか抑える枠だったが、目ざとくも医者が指名していってしまった。ところで、他の人の指名講評を見てもなんかさまびとさんの出現率高くない?野生のコラッタかよ…
まあ、コラッタに指名されてしまったものは仕方ない。他の指名を検証。有原と迷ったが、キレ○逃げ球を持っている岩貞に行くことに。球団枠も順調に埋まるし…岩貞をスルーして有原にあえていくメリットもそこまでないんでね…G2で指名される分には痛くはない。

13位 西口直人 投手(中継ぎ) 東北楽天

次の指名者、達一さんの指名状況を見ると中継ぎが0。ここは抑える投手を狙いに来るだろう…ってことで、少しでも苦しめるために中継ぎ投手で行くことに。自分は8位でオスナを指名しているが、イニングを投げる投手ではないのでビハインドでイニングを食える投手を指名したい。ということで眺めたとき、西口がいた。スタミナがDで156キロ、総変9、ノビC、奪三振、リリース○、緩急○、緊急登板、フライボールピッチャーと抑える要素が揃ってる。これで中継ぎはほぼ盤石に。
ちなみに、ギリギリまで西口の指名は隠しておいて達一さんを困らせようとも思っていたけど、聞かれたので素直に答えました。正直者だね☆

14位 中島裕之 内野手 読売

13位~14位の指名を待つ間の会話「ゆずこさん、兎枠がなかなか厳しいけどさすがに13位でナカジ指名してくるよね?もし指名しなかったら14位で指名して困らせちゃうよ?DHで使っても十分アドが取れる選手なのは間違いないし」
本当に残ってくるんかーい!
ここでの指名予定は山崎福也でした。負け運か調子極端が嫌われているのか、完全にスリップしている投手。かつ最後の球団枠も埋める事ができる選手。「ここで山崎福也を5番手で指名して平和にドラフトを進められるわー」とか思ってました。まあナカジを取れるのならそっちの方が色々といいのは確かだけど…

15位 山崎福也 投手 オリックス

残ってくるんかーい!(2度目)
なんか指名できました。ユノさんにヤンデレみたいなDMを送ってたのとかいったい何だったんだ…

ヤンデレか?

正直15位で指名できる先発投手としては破格だと思う。指名を振り返ると16位でも指名できた可能性はあるけど、中継ぎとして止められる可能性もあるのでさすがにそれはリスクを負いすぎてる。そこまで攻めて抑えを確保する必要があるかどうかは分からない。

16位 宮森智志 投手(抑え) 東北楽天

幻想パワプロG1、抑えを蔑ろにしがち問題。そんなんだからアイドルがいつも生まれるんだよ…
というわけで、自分もここでやっとアイドル候補生抑え投手を指名。抑え投手の指名位置って難しいよね…
宮森は考えていた抑え候補の中でギリギリ残っていた最後の1人。本戦は宮森の頑張りが重要だと言っても過言ではない。ところで、宮森という苗字を見るとどうしてもSHIROBAKOのみゃーもりが浮かぶ。万策尽きないように頑張れ。

万策尽きそう

17位 小野郁 投手(中継ぎ) 千葉ロッテ

残るポジションは中継ぎとセカンド。達一さんは中継ぎ2枚の指名が確定しているので、自分は先に中継ぎを指名する事に。正直誰でもよかったのだが、達一さんに少しでもプレッシャーになればと思い抑え適正もある小野を指名。でも狙っていたのは近藤(オリックス)でしたね。残念。

18位 柴田竜拓 内野手 横浜DeNA

最後に残ったポジション、セカンドの選手として柴田を指名。エラー持ちだけど捕球がBあるし何とかなるやろ、あと選球眼を持ってるので成績はそこそこ安定、そして逆境○が発動したら打ってくれそう。最後まで打撃能力が破綻する選手を指名することなく完遂できたので満足です。

プラスワン指名 ウェンデルケン 投手(中継ぎ) 横浜DeNA

プラスワンは野手で行くか投手で行くか最後まで迷ってました。中継ぎで行くと、良さが薄まってしまう危険性もあったし。
ただ、中継ぎで行くと宮森の負けが増えてしまう傾向があったので、ここは安全策として中継ぎ、ウェンデルケンで。野手の候補としては岡大海(走力A盗塁B積極盗塁外野守備C意外性)を考えてました。

打順検証

指名の振り返りが終わったので、最後に打順の検証を行ったのでそれについて少しだけ。
当初は上位は鈴木ビシエド塩見丸の並びで考えていましたが、丸がチャンスEな事に気づき鈴木丸ビシエド塩見の並びにしたら平均得点が20点も増えました(549→570)。

軍曹氏の呪い

ところで、この指名をしたら軍曹さんに2位予想(自身を1位予想してるので実質1位予想)されていました。軍曹さんに1位予想されるとG1から転落するという呪いが続いているのでとても不安です。この逆境をなんとか乗り切りたい…
呪い直撃の逆境ということで、栗山や柴田の逆境○が常時発動しませんか?

とりあえず、本選は15日。打撃力を武器に優勝争いに絡めるといいんですが…

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