第9回幻想パワプロ指名講評

前回に引き続き幻想パワプロに参加させていただきました。大会開催は後日ですが、まずはドラフト会議での指名講評を書いていきたいと思います。

ルール

今回はOBなしの現役選手のみでドラフトを行う方式でした。
G1(前回上位者+前回G2優勝者+プレーオフ勝ち抜き者)8人、G2(その他+新人)8人の計16人でドラフトは行われました。今回自分は前回優勝したのでG1リーグとして参加したのですが、G1には「全12球団から最低1人以上指名しなければならない」というルールがあり、これが大きなポイントとなってきます。
ちなみに指名選手は先発投手5人+中継ぎ・抑え投手4人+野手9人+プラスワン枠の計19人指名する事になります。19人×16球団=304人指名される、かなり大規模なドラフトでした。
設定としてのポイントは「投手のスタミナ全回復」(これは毎回のお決まり)、「打高設定(レベル1)」ですかね。投手は壊れないし投げまくる設定。

指名総評

基本方針

前述の通り打高設定なルールですが、それでも今回はとにかく投手が抑える。しかも12球団の選手を16人が取り合うこともあり、とにかく全体的に打低になる。特に全体指名がG2で16人が消えてから指名が始まるG1ではそれに拍車がかかってしまう…ということで、基本的には打者偏重で行く予定…”でした”。

1位 ×サンタナ→ウォーカー 読売 外野手

今回、基本的に打低が予想されていた上、G2上位でものすごい勢いで打者が狩りつくされる悲惨な事態に。浅村がきっちり指名されたあたりG1ではすでに悲壮感が漂っていました。
残ってきた野手の中で、一番打つと判断してサンタナを指名(対抗・大山)も、案の定くじで競合。くじは自分(くじ当選率2/8)、ミニゴジ(同2/8)、ささみチーズカツ(2/9)と徳がない3人の対決となるが、この天保山争いを制したのはささみチーズカツ。私は見事に徳のなさを露呈してしまう結果に…
なんですか?信心でも足りないというのですか?主催への献(以下自粛)

外れ1位で指名したのはウォーカー。守備に大幅な不安は残るが、外野の守備は無視できる&G1はDHが使えるということで指名に踏み切ることに。ちなみにこの時は佐藤輝明との2択で迷った。サトテルの方がのちの指名に余裕が出る事は分かっていたが、打撃の安定感の魅力には勝てずにウォーカーを指名。4番候補なのにチャンスEなんて知らん

迷った指名…佐藤輝明
次指名候補…宮崎敏郎

2位 中村奨吾 千葉ロッテ 内野手

ミニゴ爺め、なぜマクブルームと宮崎の2枚抜きを敢行しやがった…

直前で迷ったサトテル、指名したかった宮崎共に消えたためこの時点でもう指名を相当迷うことに。打力を担保できる存在として残っていたのが松本剛と塩見泰隆だが、1位でウォーカーを指名した弊害がここに出てしまう。さすがに1位2位で外野2枚も行くのは少し厳しいと判断。ただし内野である程度安定してOPSを確保できるような選手は残っていない…
そこで当初のプランを少し変更し、セカンド比で打てて守れる選球眼持ち・中村奨吾を指名。エラーなんて見えない。
打線の穴を少なくしていく方針に。まあこの方針もあっさり覆すんだけどさ。

迷った指名…松本剛・塩見泰隆
次指名候補…中村悠平

3位 西川龍馬 広島 外野手

3位は前回優勝の原動力となった中村悠平を指名する予定でした。キャッチャーCを持つ選手の中では圧倒的に安定して打つため、打線の隙をなくす存在…がG2新人のどらいださんに指名されてしまう。何この新人…判断的確やろ…

切り替えて指名を考えたが、ここで投手を指名するメリットはまだ薄いと判断。野手を考えたところ、ミートCパワーCで高打率を残すことも多々ある西川を指名。広島枠は後々きつくなることも考えられたため、ここで消しておくメリットも高いと判断。

迷った指名…なし
次指名候補…先発投手

4位 大貫晋一 横浜DeNA 先発投手

先発投手も1番手がある程度指名されていった中で、1番手を任せられる存在は誰か?と検証する中で、候補となったのがDe大貫、De今永、Ys小川。その中で対左Fという明確な弱点は持つものの調子安定が強い大貫で行くことに。左打ちの強打者の多くがG2に行ったことも指名を踏み切るきっかけに。

迷った指名…今永昇太、小川泰弘
次指名予定…来た時考える

5位 伊藤将司 阪神 先発投手

なんかもうある程度安定した野手も浮かばず、野手メインで消えているため浮き気味な投手で行くことに。センターラインの1人が埋まって打線も2~4番が埋まってる状態に胡坐をかき始めたなこいつ?
投手としては先発なら阪神伊藤、De濱口、中継ぎなら清水が消えてしまったため残りのスーパーリリーフのオリ阿部が候補だったが、阿部は次までに残る可能性もあると踏んで先発に行くことに(これが大間違い)
伊藤と濱口を比べたとき、前の指名でDeの対左Fを取っているのでその辺のキャラクターが被る濱口は行きにくく、阪神枠もまだ指名してなかったため伊藤をチョイス。

迷った指名…濱口遥大、阿部翔太
次指名候補…阿部翔太

6位 栗林良吏 広島 中継ぎ投手

阿部、さっそく消えとるがな。
これに関してはまだ多くいる先発投手と、唯一無二の阿部に対する評価を間違えた自分が悪い。
ただ、まだここで中継ぎ投手に行く価値はあると判断し投手を検討。完全に守り勝つ方針に転換しているな?あと、今後のG2指名で有力な中継ぎが消えると考え、阿部でなくても差をつける事ができると考えて中継ぎに行くことに。
第一候補は前回もお世話になった松井裕樹だったが、前回よりスタミナが減少していることが発覚。今一つイニングを食わない…
ということで、スタミナがDある栗林を指名。スタミナがあるという意味ではYs田口も迷ったが、さすがに栗林らを差し置いての指名はまだ早いと考えました。あと外国人枠は消化したくなかった。

次の指名としては残る捕手として打てて守れる若月を予定。あと、長打は打てるけど取り得が長打だけの清宮の指名位置を測りかねてる状態でした。

迷った指名…松井裕樹、田口麗斗
次指名予定…若月健矢

7位 與座海人 埼玉西武 先発投手

ま た ミ ニ ゴ 爺 か
まあ、どうせさまびとさんの所で消えていたみたいだけど

しかも、玉突き的に清宮も消えてていよいよ指名を迷うことに。一塁候補としてオスナや鈴木大地も迷ったが、投手層の厚さで勝負する事に。西武枠も埋めれる與座を指名。あと投手陣の指名が遅れている達一軍にプレッシャーをかける意味もあった。2人目の対左F?何も見えませんねぇ?

迷った指名…オスナ、鈴木大地
次指名予定…オスナ、鈴木大地

8位 髙部瑛斗 千葉ロッテ 外野手

ファースト候補2人が先の4人指名で消えてるがな…

まあここの読み違いは痛いが残る野手の中から髙部をチョイス。1番打者タイプがいなかった自分にピッタリではある。流し打ち内野安打で打率も期待でき、何より走力S盗塁B積極盗塁でとにかく走るし成功する。いい時は60盗塁してくれる逸材。センターとしても優秀。実は本大会の自チームの一番のキーマンになるんじゃないか?とさえ思ってます。

迷った指名…なし
次指名予定…未定

9位 ポンセ 北海道日本ハム 先発投手

ここが全体の指名の中で一番後悔のある部分かもしれない。もちろんノーヒッターポンセは悪い投手じゃないし抑える、日ハム枠も埋める事ができる、が外国人枠2人目を使ってまで投手を取る必要があったのか?というところで…投手ならホークス和田や東浜でも迷ってました。
他に迷っていたのは長距離を確保するラオウかおかわり。なんか野手の適性指名位置が分からなくなってたところでもある。指名するのならラオウだったが外野・DHが完全に埋まってしまうorファーストで起用せざるを得なくなるということで指名に踏み切れなかった。サードに関しても何人かまだ指名できる選手はいるということで見送ったが…(もうすぐ消えます)

迷った指名…和田毅、東浜巨、杉本裕太郎、中村剛也
次指名予定…上記2人or抑え投手

10位 石山泰稚 東京ヤクルト 中継ぎ(抑え)投手

まあ、案の定長距離砲の2人が消えました。

開き直って投手層の厚さで勝負する方針を極めたが、実はここで一番悩んでいたのがガルビスが次の指名まで残るかどうか。何だったら前の位置からガルビスに関しては悩んでいた。守備Dながら捕球B送球B守備職人持ちでショート比では打つ選手。鷹枠も埋めてなかったし。ただ、ここで指名してもという気持ちが強かったので見送ることに。
指名は抑えとしてかなり安定して活躍できるはずの石山。ヤクルト枠もまだだったし。まあマクガフの方が抑えるんだろうけど、そこは直前にポンセに行った弊害が出てしまった感じもある。

迷った指名…ガルビス、小園海斗
次指名予定…小園海斗、福田永将、今川優馬→ガルビス

11位 ガルビス 福岡ソフトバンク 内野手

お い 医 者 、 黙 れ (通話中に胸に秘めてた罵詈雑言)

福田、今川はまず残らないとは思っていたけど、小園まできれいに抜かれたね…G2(特に新人)のG2離れの指名。おじいちゃん達もう苦しいよ…

というわけで、まあ当初の予定通りガルビスを何とか指名できたのだが、流れてくるか本当にヒヤヒヤでした。G2の指名中さまびとさんが彼の名前を出したときは本当に上記のような心境で「急患でも来てとっとといなくなれ」と何度呪ったことか…

迷った指名…なし
次指名予定…投手

12位 山崎福也 オリックス 先発投手

当然、野手の力が劣る自分としては野手に行きたい、特に太田当たりの捕手をそろそろ確保しておきたい衝動に駆られていたが、G2を見てみるとどう考えてもほとんどの指名が投手になりそう。ということで、野手の被害はもう少ないと考えてここで先発投手5人目を指名して投手層の厚みを完成させることに。
負け運と調子極端がかなり気になる山崎だが、総変9は5番手投手としては破格。きっと何とかしてくれるだろう。オリックス枠も埋めてなかったし。

迷っていた指名…太田光
次指名予定…太田光、田村龍弘

13位 太田光 東北楽天 捕手

案の定G2の指名の大半(16人中15人)が投手。ただ消えたのが宇佐見でかなりヒヤッともしたが…
で、G1。達一さんが事前予告の通り捕手を抜いていって、あきにゃんさんが捕手に行くかどうかの展開だった。指名されたら被せネタを使うべく用意していた…が指名されず、無事太田を確保。
太田が消えていたら球団枠埋めも兼ねて銀次とかだったんだろうか?

選手の能力としては田村の方が上かもしれないが、盗塁阻止面、そして何より球団枠的に太田が流れてきたほうが嬉しかったのでよかった。耐えた。まあ打たんけど。残ってる捕手比では打つからいいか…

迷っていた指名…なし
次指名予定…藤嶋健人

14位 佐々木千隼 千葉ロッテ 中継ぎ投手

直前でとってくんじゃねーーーーよ!!!!

とりあえずビハインドで投げる枠で勝ち運持ちの佐々木千隼を指名。中日枠はかなり下位で石川昂弥を指名するか、できなかったらもう雑に中継ぎで球団枠埋めればいいか…

迷っていた指名…なし
次指名予定…石川昂弥、周東佑京等残ってる中で最もいい内野手

15位 若林晃弘 読売 内野手

石川昂弥は消えてしまった、辛いが切り替えていく。
よく残っていたな枠。初球○なので打つときは打つし守備Dで色々な所を守れる。左投手相手には2番を打ってもらう予定。

迷っていた選手…なし
次指名予定…中島裕之

16位 中島裕之 読売 内野手

よく残っていたな枠その2。
流し打ち広角打法持ち、守備は知らん。萎びていてもこの順位で取れるのなら文句はない。
ただ長打が打てるヌニエスやアルカンタラと迷ってはいた。

迷っていた指名…ヌニエス、アルカンタラ
次指名予定…ヌニエス、アルカンタラ、マッカーシー、頓宮

17位 マッカーシー 外野手 オリックス

上記に挙げた中で残っていた選手。あとはバレラも迷ってはいたけど、盗塁を少ないにはできない(髙部がいるから)チーム事情や長打がほしい状態を加味しマッカーシーで行くことに。
ラストは中日の中継ぎ投手で確定。

迷っていた指名…バレラ
次指名予定…祖父江、福

18位 福敬登 中日 中継ぎ投手

どうせならさ、そこ福まで消してくれよ!

ミニゴジさんに祖父江を消されたので、続くさまびとさんに福を消されて燃やすつもりでした。消されませんでした。
2人が消えたら対ピンチB持ちの森博人を指名する準備は実はしてありました…

迷っていた指名…なし
次指名予定…海田、宮西

19位 宮西尚生 北海道日本ハム 中継ぎ投手

プラスワンは中継ぎ投手と決めていました。一応その中で鉄腕持ちで安定して投げてくれるということで宮西を指名。先日行った河野万里奈さんのイベントでも河野さんが推していた選手の1人でもあったし。

指名を振り返って

とにかく苦しい指名でした。特に野手が苦しすぎて、個々の選手の適切な指名順位が読み切れなかった。G2に的確に抜かれていったのがかなり辛かった半面、いい選手がG2に行ってくれたことをよかったと思うしかないかな。

G2は直接の敵ではない

とはいえ、打線はあまりにも貧弱。1~4番はそれなりにしっかりしているとは思うが、それ以下がどうなる事やら…

ただ、まあ指名においてベストは尽くしました。あとは本番でいい運を引くことができるかどうか、功徳を積んで待つだけです。
おみくじは2回引いて2回とも小吉だったけどね…

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