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秋の工作・木の実と木粉粘土で

松ぼっくり・ドングリ・椿やお茶の実、色々な自然の素材を、木粉粘土とボンドでくっつけて、思い思いの作品つくり。

秋晴れの公園で、ビニール袋いっぱいにドングリを拾っている子供たちに会いました。あんなに拾ってどうするのかしらと、思わず笑ってしまいましたが、限りなく拾いたくなる気持ちもよくわかります。だって、秋ですよ!
たくさんもらった、木々からのプレゼント、そのままにしないで、自由な発想で創作を楽しみませんか?

用意するもの:
たくさんの木の実や枝・木粉粘土・木工用ボンド・お手拭き・濡れ雑巾(またはビニール袋)

あると便利:
開いた牛乳パック(粘土板代わりに使えます)・新聞紙(机に敷いておくと片付けが楽です)・レジャーシート(床に敷いておくと片付けが楽です)

ポイント:
自由な発想で素材を楽しみましょう。
接着面が少ないとボンドが乾く前に取れてしまうことや、バランスが悪いと倒れてしまうことなど、うまくいかない体験から工夫が生まれます。接着面積と強度の関係、全体のバランスについて考えながら、木粉粘土で補強したり試行錯誤してみましょう。正解はありません、自分なりの答え(落としどころ)を見つけてください。
グルーガンという便利なものもありますが、大人のクラフトではないので、手の感触も含めてぜひ木粉粘土を使ってみてください。使っていない木粉粘土は、作業の途中で乾いてしまわないように、濡れ雑巾をかぶせたりビニール袋にいれて口を閉じておきましょう。

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発展:何を作るかテーマを決めて取り組むこともできます。教室では「小人の家」をテーマにした事もあります。

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福音館 かがくのとも「どんぐりを おとしたのは だれ?」高柳 芳恵 文 / はた こうしろう 絵

さて、たくさん拾って余ったドングリ、家の中に置いておいたら…ちいさな虫が出てきたことはありませんか?それを防ぐためのノウハウは、検索すればすぐにわかります、便利な世の中です。でも、ちょっと待ってください!
子供たちと、自然の不思議「かがく」の心を感じてみませんか?
ドングリに穴が開いていたら、ドングリから虫が出てきたら、ぜひ「どんぐりを おとしたのは だれ?」を読んでみてくださいね。

まとめ・教室の様子

教室では、たくさん並んだ木の実を前にすると、いつも子供たちは大興奮です。これ全部使っていいの?これは何の実?知ってる!コマみたいに回るよ!手に取って遊んでいるうちに、ドングリ帽子がグルグル目玉に見えたり、クルミがブタの鼻に見えたり、お友達の発見に「それ面白いね!」「確かに見えるね!」と共感。個性的な作品が並びました。
まだまだ、ドングリでコマとやじろべえを作ったり、飽きずにいくらでも遊べます。だって、秋ですよ!

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