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小林さんちのメイドラゴンをおすすめするだけです

 小林さんちのメイドラゴンをみんな観よう!観るんだ!是非!観てください!

と、ただこれを言いたいだけの記事ですが、なにとぞお付き合いください。初めて書くものですので、特に難しい世界観の考察やら表現豊かな紹介やらはできませんが、こういうところが面白いよ!とオススメする感じで書いていきます。まだ観たことが無い人は「へえ~」という感じで、もう観た人は「それな~」とか「そうじゃないだろう!」とか思いながら読んでいただければ!

※私はアニメ勢なので、原作漫画のお話はできません。ご了承の程を!

※オススメ記事なので極力ネタバレは控えますが、魅力を語るため、少々中身にも触れます。全く知らない状態で本編を観たい方は今すぐ観ましょう!笑

だいたいこんな話

 普通のOLである小林さんが住むマンションの一室。そこに、ある日突然異世界のドラゴン、トールがやってきて「メイドとして働かせてください!」と頼みます。もちろんというか、察せるとは思いますが、ドラゴンとはいえ人間の姿に変身できますし、超美少女です。

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YouTubeより (C)クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会

 ↑トールです。可愛いですね。でも本当の姿がシェンロン(ドラゴンボールのあれ)をぶっとくしたみたいな結構迫力のあるドラゴンだから恐ろしいんですよね。そこはリアルめなドラゴンなんだなあというか。

 なんだかんだあって、小林さんの家でメイドとして働くことになったトール。でも、トールの元いた世界のドラゴンとしての常識と、私たち人間の世界の常識はかなり違います。そのためにトールのメイドとしての行動はズレていることが多く、小林さんにツッコまれるのが毎度の流れです。

 その後、他のドラゴンたちが人間世界にやってくることで、小林さんちの同居人が増えたり、また他の人間たちもドラゴンに関わるようになったりと、だんだんとドラゴンコミュニティが広がっていきます。ドラゴンと人間のハートフル日常コメディ、的な感じです。(曖昧)

日常系ではあるが・・・

 はい!ここからは個人的なオススメポイントを語っていきます。

 このアニメはいわゆる日常系アニメ(基本ほのぼのした世界観で、起こる事件も可愛らしく、ハッピーエンドが多い、というくらいで自分は解釈してます)なのですが、ただ「日常系」というだけでは説明しきれないと思ってます。

 なんかそれらしいことを言っていますが、まあそもそもドラゴンが出てくる時点で非日常があるのは当たり前だ、と思われるかもですね。確かに。しかし、その中でもメイドラゴンの特徴だと思うのは、その非日常と日常のすり合わせが重要なテーマとして描かれているところなんです。

 先ほども少し書きましたが、トールたちドラゴンは小林さんや私たちが住む世界とは別の世界からやってきました。そのため、トールたちの世界の見方や常識はこちらとはかなりズレています。

 例えば、トールはメイドの仕事の一環として、洗濯物を唾液(汚れを落とせる)で洗浄しようとしたり、自分の尻尾(美味らしいが、見た目がグロい)を小林さんに食べさせようとしたりします。また、向こうの世界にも人間がいるのですが、ドラゴンと比べて非力である上、ドラゴンと対立している場合もあるようで、トールたちは基本、人間を「下等で愚かな存在」と見下しています。

 このように、非日常の部分が少々シビアというか、ほのぼのしてないんです。ところどころで「ああ、やっぱりドラゴンと人間は根本で違うんだなあ」と思わされるんですね。

 この違いは、時にシリアスな展開も生み出します。ただ、それは決してネガティブな印象ではありません。そのようなズレに対して、キャラのツッコミが入ったり、小林さんの懐の深さ(後述)が見えたりして、そしてドラゴンたち自身が人間世界に馴染んでいく。そして物語全体としては日常系としてのほのぼのした雰囲気が包んでいます。

 そんな感じで、「ドラゴンたちが日常に馴染んでいく様子を穏やかに眺める」ことができるのがメイドラゴンの魅力だと思います。

小林さん(イケメンです)

 この物語を語る上で欠かせない存在、小林さんです。

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YouTubeより (C)クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会

 ある日、異世界から来たドラゴンであるトールに惚れこまれ、メイドとして住まわせることになった普通のOLです。

 小林さんの魅力は、なんといってもそのイケメンさにあります。

 突如やってきたトールを家に住まわせる、というその一点からも伝わると思いますが、彼女の懐の深さは本当に見習いたいレベルです。

 ドラゴンたちを受け入れ、時に見守り、時にアドバイスし、そして時に一緒に歩もうとする姿は、イケメンと言わざるを得ません。

 是非、彼女のかっこいい言葉や行動にも注目して観ていただきたいです。きっと小林さんファンになると思います!

トール(メイドでドラゴンです)

 最初のドラゴン、トールです。作品名のメイドラゴン、とは彼女を指します。

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YouTubeより (C)クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会

 トールはある理由から人間世界に迷い込んだ時、小林さんに助けられたことで、彼女に惚れ、小林さんのメイドになることを決めます。なので、人間のことは見下していながらも、小林さんは別枠で、大好きです。

 トールはいうなれば元気っ娘キャラです。小林さんにウザ絡み(笑)する様子や、メイドとして小林さんの為になろうと頑張りつつも、常識のズレから小林さんにツッコまれる漫才は見ていて飽きません。

 また、たまに見せるシリアスな面は、彼女の過去に関係しており、その辺りのお話が本当に良いので、是非チェックしてみてください。

 メイドとドラゴンという組み合わせがここまでしっくりくるようになるとは・・・。

カンナカムイ(癒しです)

 個人的な推しキャラ、カンナカムイです。

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 YouTubeより (C)クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会

 カンナカムイ(カンナ)は、二人目に登場するドラゴンです。(ドラゴンの中では)最年少キャラで、みんなから可愛がられる愛されキャラと言えます。

 マスコットのような風貌と、声優の長縄まりあさんのほわほわした声が相まって、めっちゃ可愛い癒しキャラとなっています。

 小林さんの家に住むようになってからは彼女をお母さん(お父さん?)のように慕うようになります。この家族のような関係性の中で、時に甘えたり、時にわがままを言ったりする様子が可愛らしく、物語のアクセントにもなっているように思います。

 可愛いしか言ってないですね

 まあそんなマスコット的立ち位置ですが、割と常識人(ドラゴン)枠でもあり、たまに冷静なツッコミを入れる側になるのもまた面白いです。

 色んな側面から魅力を見つけられるキャラだと思います。マジやばくね

その他たくさんのドラゴン&人間たち

 紹介したキャラクター以外にも、この作品には多くのドラゴンや人々が登場します。その中で、「トールと小林さん」のようなドラゴンと人間のペア(バディともいえるかな?)が何組かできていくのですが、そのペアが交流を深めていく様子が見ていて楽しいです。それぞれ違った距離感で、違った方法で仲良くなっていくので、その関係性も大きな魅力の一つですね。

 もちろん、それらのペア以外の、ドラゴン同士、人間同士の絡みもあります。例えば、後に登場するエルマというドラゴンとトールとの関係性がとても良いです。微笑ましくもあり、でもちょっと影があるような、そしてその後どのように関係性が変化するのか!という感じですかね(ネタバレ回避のため、曖昧ですみません笑)。是非本編を観てみてください。

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YouTubeより (C)クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会

 ↑異世界でのトールとエルマです。opでのカットなのですが、ほのぼのさは感じられず、かっこいい画になってます。

是非観てください!

 ここまで私が思うメイドラゴンの魅力を書いてきましたが、上手く伝わっていたでしょうか?ちょっとでも、観てみようかな?と思っていただければうれしいです。

 私はこの作品を2期まで観終わった時、「ずっとこの世界観が続けばいいのになあ」と感じました。それくらい心地よい空気感に浸れる作品なんだと思います。

 これ以上書いているとネタバレ満載になりそうなので、ここまでで筆をおきたいと思います。拙い文章でしたが、読んでくださりありがとうございました!「小林さんちのメイドラゴン」を是非観てみてください!


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