外資系企業の日本法人社員が英語を学ぶ理由を考える

外資系企業の日本法人勤務って、一番英語へのスタンスに悩まされる職業じゃなかろうか。

ぶっちゃけメインの業務は英語ができなくても全く問題ない。
なぜなら顧客が日本企業だから。

社内の諸々のお知らせや、事務手続きマニュアルが英語なので、日系企業よりは英語力は必要かもしれない。
でも「本気でこれはわかってないとヤバいぞ」というものは日本語訳されてるので、英語ができなくても致命傷を負うことはない。
余談だが、上司から「日本語のメールだけは読んどけ」って言われたことがある。

そんな中なので、会社員生活の八割五分は英語ができなくても苦労はない。
ただ、一割五分くらいは「私が英語さえできれば!!!」と思うことがある。

たとえば、グローバルから(この場合のグローバルは本社機能を意味する)「担当ワークの進捗を聞きたいからちょっとコールできる?」と突然言われたとき。
たとえば、キャリアの選択肢にバックオフィス部門を入れたいとき。
たとえば、面白そうなプロジェクトが日常的にインドとのやりとりを必要とするとき。

でも、でもですよ、日常に追われながら仕事のインプットをしながら一割五分のために英語学習へ不断の努力を注ぐのは、正直きつくないですか。

だって日常でアウトプットすることがあんまりないし、メールを読むくらいだったらできるから切羽詰まってないし、最近のAIは翻訳も英作文の優秀だし、業務外は遊びたいしお酒も飲みたいし、ごにょごにょ。

ごにょごにょ言いながら早数年経ったが、入社からずっと英語コンプレックスを抱えているのもまた事実。
特に会話が本当にできない。英語が口から出ない。コールを求められたら客先常駐を言い訳に逃げ回る生活をいつまで続けるつもりだ貴様。

なので最近は、いかに楽しく英語を聞いて・覚えて・口から出すことができるか?を考えた結果、「英語のミュージカルソングを覚えて歌う」というやり方を試している。

最初に選んだのは映画Greatest Showmanの名曲、This is meにした。

選考基準は以下の3つ。
・デュエットや掛け合いがない
・女性ボーカルである
・私のテンションが上がる

覚えようとし始めて5日目だが、これがまたびっくりするくらい覚えられない!!
歌詞を見ながら・聴きながら歌おうとしても、言えた気になっても、いざアカペラで歌ってみると全く舌が回らない。
今までやっていたシャドウイングが、いかに言えてるつもりだったかを思い知らされている。

でも、確実に効果も出ていて、「このフレーズは一息で言うんだな」とか、「I'veのveは実質聞こえん」とか、法則みたいなものが見えて来ている。(そのレベルでしゃべれなかったのだ)

あと、これが一番重要なんだけど、覚えるのにストレスが全くない!!!!!なんならすごく楽しい!!!!!!

ミュージカルソングで英語を学ぶやり方を続けてみて、成果を定期的に報告できればと思う。

以上、外資系企業の日本法人社員の英語学習のお話でした。

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