冬の打毀し一揆。

　

　まえがきっ

全国一千万人のstorm bounderの皆さん。そしてそうでない皆さん。御機嫌いかが？

本格的に、寒くなって来ましたね。

朝、カーテンを開けると窓には水滴がびっしり。

嫌ですよね。

身体と心。そして住まいをも害する。

そう、

結露。

結露と言えば、血路。



今回のテーマは



「血路を切り開く者」



です。

はい。

　

本編

コスト4 スピード1
ストレングス(以後st)、4/5/6/7/8
ダメージ効果4/5/6/7/8

血路を切り開く者(以下血路)は、周囲の全ての建物に対して最大8の効果ダメージ(体当たりできたら倍の16ダメ)をも入れることが出来ます。
そこらの建物カードはぺちゃんこに出来ますね。こりゃたまげた。

特筆すべき点は、先日のアップデートにて、効果の及ぶ範囲が「周囲」に変更されたこと。

これは大きな魅力だと思います。
今回の味噌(の１つ)です。




という事は、存在感を増したカード。

の、はずが、対象は「建物」であり、限定的。
依然、使用率が高くないカードと言えるでしょう。

今回は、そんなあなたにご提案。

こんな使い方もあるよ〜〜〜パート1！！

「血路と女王と合わせよう！！」

「群れの女王」

簡単に説明すると、スウォームことドクタケ忍者学校のオタサーの姫です。(嘘です。)

そう、お察しの通り、血路をオタサーの姫(以下姫)に呼び出させる訳ですが、まずはこの提案をする理由を。

何より今(というよりほんのちょっと前)の環境は正に、

建　物　全　盛

です(でした)。

マッチしてますね。実に。

特にアイアン。次いでウィンパク、スウォームといった感じでしょうか。

彼らのプレイングスタイルといえば、建物を複数設置し、壁を作り、安定した守備から繰り出す重みのある攻撃。それに加えて建物自体からも強力な効果を発揮して、、、と、、

言うならば長期戦です。
経てば経つほど地獄と化す盤面。

そんな彼らが築く要塞をぶち壊したい、、

・・・・・・・・

ここで再び血路君を見てみましょう。

先述した通り、確かに周囲の建物に範囲攻撃を出来て、非常に強力と言えるでしょう。
ただ、血路1枚では、建物を断続的に配置する彼らのペースに追いつかない場合が多いです。

そこで白羽の矢が立ったのが「姫」と言う訳です。

今回、こんなデッキを作ってみました。
あくまでも今回は血路と姫の組み合わせを取り上げているので、デッキの詳しい説明はせずに、2枚にのみ焦点を絞ります。

先ずは幾つか長所を挙げていきます。

１：回転率が上がる。

単純ですね。
血路自体が手札にいなくても、姫がいれば呼んでくれます。
その分こちらも相手の建物に対してより早く対処しやすくなるでしょう。

2 : ウーバスとの相性。

姫(アンデット・ヒーロー)で血路(サデュロス)を呼ぶことができれば、３つの種族の密集を7コスで成立させることが出来ます。
単純計算で１つの種族あたり平均約2.33とお買い得。
ウーバスを出すには残り5コスが必要なので、13コスト必要ですね。安いですね(無理矢理)。

3 : 「血路だから」姫でも前進可能。

実はサデュロスカードで前進できるレア以下のカードは、そう多くないのです。
その中でも比較的ストレングスの高いカードである血路は、盤面の押上げにもある程度有効と言えるでしょう。

駄菓子菓子
この2枚の組み合わせには、思わぬ落とし穴が。さすればオジャン。

てなわけで、続いては上記の長所を発揮するために。いくつか諸注意を書き込んでいきます。

姫の効果、改めて詳しく見ますと、姫と同列(横列)の内の１マスにサデュロスをランダムに配置する。とあります。

詰まるところ、

例えば、姫を左端に配置した場合、その２つ隣のマスの前後のマスには確実に血路の効果ダメージを与えることが出来ます。

分かりづらいですね。(知ってた)

画像をどうぞ。

呼びます。

呼ばれます。

GO！



この様に、姫の配置に気をつけることで血路がプレイされるマスを絞ることが可能です。故に血路の進行方向、効果ダメージを限定・予想しやすくなります。
逆に、姫との同列に空いているマスがなかったりしますと実質的なアドを相手に握られてしまいます。

そしてもう一点。
血路と姫が同時に手札に控えている場合、その時によって優先順位が変わってくるでしょう。ただ、姫は「デッキから」サデュロスを同列にプレイするため、手札に血路が控えている場合は効果を発動できません。

注意が必要です。

あとがきっ

お分かり頂けたでしょうか。

storm boundでは、強いカード弱いカードと一軸的に見られがちですが、プレイ選択次第ではそれらを覆すことだって出来ます。

今回あげた群れの女王と血路を切り開く者の組み合わせはほんの一例に過ぎません。

工夫を凝らした貴方だけの戦略で、
相手をわっと驚かせましょう。

それではまた✌︎