麻雀界これからの10年を「予言」する

【ガチ予言】

　村上淳プロ目線の「麻雀界10年史」に対して「これからの10年はこうなる」という話を書けと言われた。

　正直、私には「これからの麻雀界は多分こうなる」というビジョンが見えているのだが、それを人に話したくはない。私の「予言」を聞いたら不安になったり、嫌な気持ちになったり、怒る人もいるだろう。
　私には一円の得にもならないし、むしろ損なことの方が多そうだ。
　黙っておけば私が出し抜けるかもしれないのに、数百円で記事を売って、そのせいで誰かに先回りされて私が貧乏くじを引くかもしれない。
　嫌だな。どうしようかな。
　1日ぐらい考えた。
　でも私は、何年間も人に言わずに我慢できる性格でもない。どうせいつか言ってしまうのだったら、カネポンこと金本晃「近代麻雀」編集長に聞かれた今がタイミングなのかもしれない。
　この予言は当たるから、書き記しておくことで「こいつ凄いやん」と思われて、将来的に有利になるかもしれない。ただ、さっそく予言するが、このnoteも10年後には存在していない。だから何らかの形で「証拠」を残しておく必要がありそうだ。
　とりあえずもう言ってしまおう。開き直って、ガチで引くぐらいに当たってしまう予言をする。
　その代わり、バラ売りの値段は高く設定してもらおう。そうじゃないと割に合わない。

【団体統一は力ずく】

　10年後にはプロ団体は統一されていると予言する。
　ただし、現在の5団体が手に手を取ってというやり方ではなく、小泉純一郎元総理大臣がやった「聖域なき構造改革」みたいな「強引グ・マイウェイ」な方法じゃないと無理だ。
　厳密に言うと、統一ではなくて「独り勝ち」状態になると言った方が正しい。