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男子プロ最強新世代がなくなった件

【なぜやらないのか】

 渡邉浩史郎プロが以下のツイートをした。

 その通りで、今年の麻雀最強戦では「男子プロ最強新世代」をやらない。

 女性プロの方はやったが、男性の方はやらない。というよりできない。

 今年の最強戦のスケジュールは以下だ。

 ここ最近やってきた「リベンジ」も今年はやらない。というより、これもやれない。

 それだけ魅力的な打ち手が増え、主催者が「この人たちは出したいです」というリストに載っている名前が多いということである。

 大会の出場者は「未定」となっているが、当然ほとんどは決まっている。昨年の内にスケジュールを抑えておかなければ、年間にこれだけたくさんの試合をやれない。

 ただ、新たにタイトルを獲るなど、目立った活躍をした人が現れた際に入る余地が少しだけある。また、すでにオファーした人が大きなタイトルを獲って、別の枠に移動となるケースもある。だから直前まで「未定」としているのだ。


 出したい選手が増えてきたことで「リベンジ」が最初に「無し」になった。やはり、同じ人が2回出る予選を優先して削るのがスジだからである。

 正直、主催者としては「リベンジ」は残したかった。人気のある選手の中で「惜しかった人」を選ぶわけだから、一番の「オールスター戦」になる。

 だからこれをやらないのは苦渋の決断であった。

 そしてもう1つ予選を削らなければならないとなったら、判断基準は数字だ。

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