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夢のタッグ結成! ヒサト+タッキー Mリーグで共闘!!

この記事は近代麻雀noteでも掲載したものと同じです。購入の際はご注意ください。

Mリーグ2020で優勝したEX風林火山を去るという衝撃的な選択をとった滝沢和典プロは、その後行われたドラフト会議でKONAMI麻雀格闘倶楽部が指名。これまでライバルと目されていた佐々木寿人とチームメイトとなり「夢のタッグ結成」となった。都内某所で新ユニフォームの撮影があった直後にお二人に直撃し話を聞かせていただいた。

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武蔵、小次郎とすれ違う


ーー:滝沢さんが同じチームに入ったことをどう思いますか?

寿人:まあ、俺に憧れてたんだろうなと。
滝沢:こういうのって真面目に答えた方が良いですよ。先に進まないから。
ーー:2人が初めて顔を合わせたのはいつなんでしょう?
寿人:僕が1999年の春に東京に出てきて、滝沢はその店の客だったんですよ。だからその時に一緒に打ってると思います。年は22歳でした。
滝沢:僕はその前年、18歳で東京に出てきてました。佐々木さんがいた店で打っていたので、絶対に同卓はしていると思いますが、その時点ではただの店員さんなので、認識していなかったですね。
ーー:なんか、宮本武蔵と佐々木小次郎が、気づかずにすれちがっていた、みたいな話ですね。

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寿人:あれってどっちが負けるんだっけ?
滝沢:小次郎。
寿人:じゃあ俺が武蔵だな。
滝沢:いや、苗字が一緒なんだから、あなたが小次郎でしょ。
寿人:そうなの? まあどっちでもいいや。
ーー:お互いが認識したのっていつですか?
滝沢:何回か打つ間に、接客態度が悪いメンバーだなーって思うようになって。声出てねーなー、この人って思いました。
ーー:声ですか?
滝沢:そのお店はメンバーが元気よく声を出す決まりがあって「ありがとうございます!」とか「リーチ入りました、頑張ってください!」とか。それをボソボソっと、面倒くさそうにしか言わないんですよ。
ーー:怒られないんですか?
滝沢:注意されても、カエルの面にしょんべんですよ。今と一緒。親リーチに一発放銃してもケロっとしてますよね。それと同じです。
ーー:それでよくクビにならなかったですね。
寿人:店はものすごく流行ってたし。逆に「あんちゃんは静かでいいや」って人もいましたね。「かけ声がうるせーからやめさせてくれ」って人もいたし。あと、強かったってのもあります。
ーー:雀荘メンバーって、強ければいいんですか?

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