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流れの正体 思念が物体を動かした事例


【サイエンスゼロ】

 群衆のテンションが一斉に上がると周辺の物体が動くという事例があるそうだ。
 ホンマかいな? と眉にツバをつけたくなるような話だが、それをNHKEテレの番組「サイエンスゼロ」で真面目にやっていたので紹介したい。
 もっとも顕著な例は、アメリカのお祭りで、木製の、十数メートルもある巨大な人形を燃やすというものだった。約7万もの人が巨人像を取り囲み、燃え上がる様を歓声を上げながら見守る。
 その周囲に3か所、計6台の「乱数発生器」を設置し、動きを計測するという実験だった。
 乱数発生器とは、0と1がランダムに発生するように作られたコンピュータ。当然、普通ならだいたい五分五分になるはずなのだが、群衆から500メートルほど離れたところに設置された乱数発生器は異常な数値を示した。

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