見出し画像

森山茂和 他団体プロに「麻雀辞めた方がいいね」で大炎上


■炎上度 ★★★★★

■概要

「麻雀最強戦」の解説者森山茂和プロ(日本プロ麻雀連盟会長)が、浅井裕介選手(最高位戦日本プロ麻雀協会)のプレーに対し批判的なコメントをし、さらには「麻雀やめた方がいい」発言をして炎上。
最高位戦からは抗議文がプロ連盟に送られ、それを受けて森山会長は謝罪文を発表した。
また、事件の舞台となった「最強戦」を運営する竹書房の仕切りで、森山会長と浅井プロの対談がセッティングされ、キンマWebで記事になった。

【バカなことしたね】

 2020年2月16日が「麻雀最強戦」の開幕試合だったが、いきなりコメント欄が炎上した。
 解説の森山茂和日本プロ麻雀連盟会長が、対局者の浅井裕介プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会所属)に対して「麻雀を辞めた方がいいね」と言い放ってしまったからである。
 プロ団体の会長が、違う団体の選手に「辞めた方が良い」はないだろうと。それはひどすぎるだろうということだった。
 また、森山会長がそう言った理由が「流れ論」だったから、なおさらコメント欄やTwitter(現X)は荒れた。
 決勝戦の南2局、親の近藤誠一プロのリーチの捨て牌が以下。

南白1一三四(リーチ)

 対して浅井プロの手牌はこう。

 一応はテンパイなのだが役もドラもなくて愚形。しかもドラの4sをツモってきたら打5sでピンフになる。
 だから浅井プロはセオリー通り、打1sでヤミテンに構えたのだが、森山会長が「リーチが必要だったかどうか」と言い終わるかどうかぐらいのタイミングで近藤が2sをツモ切り。

 あー! リャンソー!
 日吉が絶叫する。
 もちろん、これをリーチに行けという方が難しい。ただ、結果的にはアガリを逃した形になった。
 森山会長の流れ論的には「相当危ない」という状況で、終盤、浅井プロが近藤プロから5sをポンして形式テンパイを取ったところで


「こういうのも危ないんだよね。ここで形テンの点数が必要なの?」からの、近藤プロが即、高目の9sツモ。裏ドラが2枚で6千オールになった。

 森山会長は「バカなことしたね。これは近藤君が勝ったんじゃなくて、勝たせる方がいけないよ。ここで形テンとってさ、ツモらせる方が悪い」とコメント。
 さらに「麻雀やめた方が良いね」というのがダメ押しとなり、コメント欄は大炎上した。

【燃えて当然】

ここから先は

3,665字 / 1画像

¥ 400

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?