麻雀ファン主催イベント直前の中止について
【ある女優の動画投稿】
2024年4月26日、ある女優が「X」に動画を投稿した。身体は触られていないが、電車の中で「隣こいって合図をされて無視」していたら嫌がらせをされたが、やっとの思いでカメラを向けたら逃げていったという内容だった。
このポストは4月28日21時の時点で3千2百万回以上の閲覧があり「イイね」は4万、リポスト(拡散)は1万4千と、かなり話題を集めている。
その動画の最後の方に当該の男性の顔が映っていたのだが、それが「М杯」という麻雀大会の主催者だという話が持ち上がって、現在麻雀界隈でも大騒ぎになった。
翌27日にはその「М杯」の中止アナウンスが、ゲスト参加予定だったプロ雀士たちからされた。
多くの女性プロ雀士をゲストに招く大会を複数回予定し、エントリー受付もしていたため、現在、プロ雀士たちも対応に追われているだろう。特に4月29日に開催予定だった大会は、直前すぎて大変なことになっている。女性プロ雀士8名の、そこそこ大きな大会で、会場の卓数から推測すると参加者も30人以上いるはずだ。
そんな中で、ゲスト参加予定者の1人、篠原冴美プロが妙案を出した。以下が篠原のポスト内容である。
これで参加者や女性プロ雀士が救われれば良いのだが。ちょうど「麻雀マスターズ」というタイトル戦をやっている時期でプロ雀士たちも忙しい中、急に運営を手配したり各所に連絡をとるのは大変だろう。少しでも篠原たちの苦労が報われて、良い結果になることを祈っている。
【個人主催者とは契約しないルール】
私がこの件について「他人事」のような話し方をしているのは、ゲストプロ雀士の中に、私が所属する「日本プロ麻雀連盟」の選手がいなかったからだ。
もしプロ連盟の会員が関わっていたら、私も同様に対応しなければならなかった。そのことを思うとゾッとするのだが、実は数年前、同じような経験を私たちもしている。
そしてその経験を元に「あるルール」を作った。それがあったから今回の大会には、プロ連盟の選手はゲスト参加することができなかった。
「その経験」とは「悪代官事件」のことで「あるルール」とは「個人主催イベント参加禁止ルール」だ。
この記事は7月1日発売の「麻雀界炎上事件簿」に収録する予定です
noteで購入すると400円と少し高いですが、定期購読(月980円)なら今月の記事はすべて無料で読めます
また、7月1日発売の書籍は1,500円ぐらいになりそうです。
今後も少しずつ発表していきます
ここから先は
¥ 400
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?