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麻雀BARはこのままでいいのか

近代麻雀黒木

【遠隔でボトル購入して喜ぶのは誰？】

　どうやら北海道の麻雀BARで、女性プロが「遠隔ください」と発言したことで、一部から批判の声が上がっているようだ。
　遠隔とは、そのBARに行っていない人がお酒のボトルを購入し、そのBARにいる人たちに奢るというシステムを言う。
　今回の件で周囲の人に取材をしたが「遠隔をねだられて、付き合いもあるしと思って渋々2万円ぐらいのボトル入れたんですけど。それ、支払いに行く必要があるから、その時またお金払わないといけなくて。二重に金がかかるんですよ。4万円も」と言っている人がいた。
　ちょうどこのスクショ画像に金額も書いてあるから分かりやすいのだが、普通の人が丸一日働いて手にするお給金ぐらいの値段がピンキリで書いてある。
　これを、遠隔で購入すれば、お店にいる人たちが喜ぶからそうするのだろう。
　遠隔でボトルを入れる人は、お店のお客さんではなく、その女性プロ雀士に喜んでもらいたいから購入するのだろうが、冷静に考えたら、一番喜ぶのは女性プロよりも経営者だと私は思う。
　そうまでして女性プロ雀士を喜ばせたければ、直接お小遣いをあげればいい。たぶん、一番安い8,000円のシャンドンでも、その内2,000円から3,000円が原価（購入の手間賃とかを入れても）で、残った6,000円ぐらいを店と女性プロで分けるのだろう。
　結構フェアな配分でも半々ぐらいだろうから、女性プロの懐に入るのは3,000円ぐらいだ。
　これがもし3,000円のAmazonギフトカードで、その販売価格が8,000円だったら買わずに銀行振込にでもするだろう。
　お酒が一滴も飲めず、酒場の楽しいノリなどが理解できない私にとっては、この話、そういう風にしか考えられないのである。

【すべてを一緒くたにできない】

　もちろん、私のように、それがバカバカしいと感じる人は購入しなければ良いし、お金が有り余っていたり、この行為が楽しいのであれば購入すれば良いだけの話である。
　ただ、この「遠隔」に限らず、麻雀BARの在り方そのものに疑問を呈する人も結構いるようだ。

　これらのポストの内容が事実かどうかは分からない。

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