麻雀最強戦2023FINAL大予想
11月11日に行われた「ザ・リベンジ」終了後に「ファイナル抽選会」が行われた。
私はそれを現地で見ても良かったのだが、とにかくスタジオに人がごった返すので、邪魔になるだろうと思って「リベンジ」が終わるのを見届けて帰宅した。帰ってテレビで見ていたのだが、当然、誰が勝つのかと言われても分からない。
否、優勝者は「こいつだ!」というのはあった。それはすぐ決まったのだが、他の予選ブロックの展開予想が難しい。
結局、その人が優勝すると予想した根拠から逆算することにした。今年は、どういう人が勝つのだろうか。優勝者(と私が予想する人)に近い考え方を持った人は誰だろう。そういう風に捉えてみたのである。
A卓
④松嶋桃
(番号は抽選くじを引かれた順番)
松嶋が抽選順4番を当てた時、各卓に1人ずつが入っていた。そのどれかを選ぶか、空いている卓を選ぶかの選択だったのだが、松嶋は「早く引いてほしいと思っていました。私は誰と当たっても楽しいだろうなと思っていたので、逆に先に入って、誰が来るのかを楽しみに待ちたかったんです」と言って空いている卓を選んだのだ。
⑦高宮まり
高宮が抽選順7番を当てた時、C卓は3人が入っており、B卓には浅井が入っていて「たろうと打ちたい」と表明していた。
高宮は「私は園田さんに勝てなかった試合のリベンジで今日出させてもらって優勝したので、次は園田さんに本当のリベンジをしたいので、空いているところに入って待ちます。浅井さんはたろうさんを待っていて、あとは猿川さんと桃ちゃんですが、桃ちゃんが可愛くて猿川さんは可愛くないのでこちらにします」と言って選んだ。
⑬園田賢
園田は会場におらず、電話での出演となったが、生放送は見ていて、高宮の要望に応えてこの卓を選んだ。
⑮内川幸太郎
内川も電話での出演となったが「堀くんとも大介さんとも当たりたくない」と言ってこの卓を選んだ。
私はこの会見を見て、勝ち上がるのは松嶋と園田だと予想する。
A卓からの勝ち上がりはズバリ!
松嶋桃/園田賢
B卓
③浅井堂岐
浅井は雀王決定戦の打ち上げ会場からZOOMでの参加だった。抽選順3番を当てた時、空いている卓は2つあったが「僕が協会に入った時の夢はたろうさんと大舞台で対局することだったのですが、たろうさんが辞めてしまったので、僕がAリーグに上がっても対戦できなくなってしまいました。なので、ここで戦いたいと思います。確率を上げるために空いている卓に入ります」と表明した。
⑩鈴木大介
猿川の卓は3席空いていたが、大介は「今日、雀王を獲った浅井さんと打ちたいと思いまして」とこの卓を指名したが、この日、浅井はディフェンディングチャンピオンとして雀王戦に臨み、敗れた直後であった。
これには会場中が大爆笑だったが、大介は慌てて「え? すみません! どうしようかな。でも浅井さんのところに入ります」と言って結局はここに入った。
⑭和久津晶
和久津は即決で「鈴木大介さんと、どうしても1回打ちたいです」とここを選んだ。
⑨須貝駿貴
須貝は9番を引いたのだが、都合により出席できなかったため「最後に余ったところで結構です」ということで、16番の人が指名をした後、最後まで空いていたこの卓に入った。
私はこの会見を見て、勝ち上がるのは和久津と須貝だと予想する。
B卓からの勝ち上がりはズバリ!
和久津晶/須貝駿貴
C卓
①篠原冴美
最初に名前が呼ばれたのは篠原で「実はファンの皆さんに『誰と対戦してほしいですか』とアンケートを取ったら瀬戸熊さんでした。でも、私が最初に選ぶので、瀬戸熊さんが来てくれたら嬉しいなと思いながら待ちます」というコメントを残した。
⑤瀬戸熊直樹
瀬戸熊は「どう考えても話の流れ的に選ぶところはひとつ」と、篠原の要望に応えた。
⑥桑田憲汰
大阪からZOOMで参加の桑田は、瀬戸熊に続く6番を引いたが「瀬戸熊さんがいるので」という理由でここに入ってきた。
⑧鈴木たろう
8番クジのたろうはB卓を選ぶかと思いきや「浅井君に言われて嬉しいですね。そう言われたら違う組に入るしかないですね。大きな舞台は決勝ですよ。しかも簡単に実現しなければずっと言ってもらえるので。天邪鬼が出たかもです」と言ってこの卓を選び、会場を湧かせた。
私はこの会見を見て、勝ち上がるのは瀬戸熊と桑田だと予想する。
C卓からの勝ち上がりはズバリ!
瀬戸熊直樹/桑田憲汰
D卓
②猿川真寿
2番目に指名権を得た猿川は「相手が誰とか考えず一組と決めていた。練ったら負ける」とアッサリしていた。一組はその後の抽選でD卓となった。
⑪本田朋広
3番目から10番目まで、この卓は敬遠されてきたが、11番クジを引いた本田は「どうしたらいいか分からないので、瀬戸熊さんに決めてもらいたいです」と大ボケをかましたが、当然、そんなことは認められず「ダメですか? じゃあ、一番空いているところで」と、この卓を選んだ。
⑫堀慎吾
本田に続いて堀が12番クジを引いた時、A卓とD卓が2枠ずつ、B卓が1枠空いていた。堀は浅井と同じく、雀王戦の打ち上げ会場からZOOMでの参加だったが「大介さんとは決勝で当たりたいのでやめておきます。女性だけの卓よりも一組がいいです」と、この卓を選んだ。
⑯ももたん
16番目だったが、須貝が指名権を辞退していたので、B卓かD卓かを選ぶことができたのだが「私もメンバー関係なく、最初から一組(D卓)だと決めていました」とこの卓を即決で選んだ。
私はこの会見を見て、勝ち上がるのは猿川とももたんだと予想する。
D卓からの勝ち上がりはズバリ!
猿川真寿/ももたん
理由は何?
各卓の勝ち上がり者に共通するものは何か?
それは「邪念の無さ」だ。
A卓松嶋、D卓猿川とももたんは抽選会の前から決めていた。相手が誰とか関係なかったというのが、パーフェクトに邪念が無い。B卓の須貝もある意味でまったくの「無」なので勝ち上がり予想に入れた。
もちろん、邪念さえ無ければ良いというものでもないのだが、今回、私が優勝予想する対象者の決め手が「邪念の無さ」であったため、そこにテーマをおいて予想させてもらっているのだ。
A卓のもう一人は、高宮の指名にアッサリと答えた園田が勝ち上がると見た。同じように、他人の氏名にアッサリ答えたC卓の瀬戸熊最強位も同じだ。
たぶん瀬戸熊は連覇の経験から「こういう時は流れに身を任せておいた方が良い」と感じているのだろう。さすがだ。
B卓の和久津とC卓の桑田は指名を受けたわけではないが「この人」と決めて即断で入った。和久津は大介を選び、桑田は瀬戸熊を選んだ。
そういう意味では、先に入って待っていた人も同じなのだが「○○に来てほしい」という表明をしたのが一種の「邪念」となるのではないか。私は勝手にそう思った。
もちろん、全選手がエンタメを意識して、自分のホンネを表明し、相手がどう出るかを視聴者に楽しんでもらろうとしているのだが、私の「今回限りの理論」で言うとそうなってしまう。
悪く思わないでいただきたい。
優勝するのはアマゾネス
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