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徳岡明信と猿川真寿どっちが悪いの?


【どちらが悪い?】

 徳岡明信プロが「キンマweb」という媒体に書いた「猿川真寿を救いたい【Mリーグ2023-24観戦記 3/4】」という記事に対して、当の猿川プロが運営するnote「さるる」のメンバーシップ限定の「3/4 Mリーグ史上ワースト放銃日」という記事で、以下の文章を掲載した。


猿川真寿

私もキンマにも書いてる身として、言いたくはないが、頼んでないこと勝手にやるなとは思いましたと同時に君誰だよと。
内容一応みましたが、感想は控えておきます。
でも流石敏腕ライター。
記事が出始めてから、私の放銃からこの記事の批判に。そういう意味の救うだったのか。
達成おめでとう。
よし検討始めます。

 という文章を書いた。

 徳岡さんの記事の中の、以下の部分に対してのリアクションだった。

恐らくオリの選択がマジョリティなはずであり
本人も試合後のインタビューではかなりこの放銃を反省していた。
そこで私はふとこう思った
『猿川真寿を救いたい』
と、いうのは大げさかも知れないが
検証してみなければ本当に世間が騒ぐほど酷い放銃だったのか分からない。
と、いうことで
牌譜を見ながらいろいろと検証してみよう。

猿川真寿を救いたい【Mリーグ2023-24観戦記 3/4】担当記者 #徳岡明信

 記事全文は以下。

 今回の件は「結論」が複数あるのだが、まず大前提として徳岡さんはまったく悪くない。
 彼はライターとしてキンマwebから依頼された仕事を遂行しただけだ。猿川を批判したわけでもなければ「救いたい」と言いつつも、無理に擁護したわけでもない。

 一方の猿川はどうだろうか。
 猿川という人物をよく知っている者からしたら「まあ猿だし」としか思わないのだが、そうでなければ「他団体の先輩プロ雀士が圧をかけてきている」と思ってもおかしくはないだろう。
 猿川はそういう「周囲にどう思われているか」ということに無頓着な人間だ。あるいは、どう思われるか分かっていても「まあいいや別に」と考えているのかもしれない。
 本来ならというか、多少でも配慮のできる人間であれば「こういう記事を書くのですが、本気で怒っているのではないので、自由かつ気軽にリアクションしてください」というのを先方に伝える。本人と面識がないのであればなおさらで、そういう時のために編集者がいるのだから、お願いすれば良い。
 まったく何も考えずに書いたのかと思って本人に取材してみたら、意外な答えが返ってきた。

 「あー、あの、徳岡さん? せっかくああやって書いてくれたけど、本人があんまり得してなさそうって思って。彼の方が批判されちゃったから。だったら、俺がこういう記事書いたら、また違った展開できて、ちょっとは彼のためになるかなと思ったんですよね。結果、なんなかったけど(笑)」

 猿川は猿川なりに考えてのことだったようだ。
 「ま、このやり方があってたかどうかは、わかんないけど」
 だいぶ間違っているとは思う。
 実は、猿川に話を聞く前に、徳岡さんに電話取材をしていた。
 私は猿川とは違うので、ちゃんと手順は守るのだ。まずは他団体の後輩に気を遣って、そもそもこういう話題を記事にして良いかの確認をしたのだった。
 案の定、徳岡さんは困惑していた。

観戦記者 徳岡明信

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