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来賀さんとの何切る【文・藤原隆弘】

来賀さんの追悼原稿でも書いたが私と来賀さんは共に1956年生まれの同い年。
1997年に竹書房主催の麻雀最強戦で知り合ってから直ぐに仲良くなり、40代の数年間は毎週5日間は昼過ぎから夜まで麻雀打って、その後「反省会」と称してその日の麻雀を熱く語りながら酒を呑む日々が続いた。
そんなある日のこと、いつも通り私の卓に入ってきた来賀さんが
「ワラさん、俺最近半荘50回以上トップが無いんだよ」
と苦笑いしながら呟いた。
「嘘でしょ!マジですか?」

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