僕が最強戦抽選会で１組を選んだ理由（文・荒正義）

ファイナルに残って

私は、瀬戸熊・猿川の対戦は出来るなら避けたいと思っていました。
決勝には、できるだけ多く連盟プロが残って欲しかったからです。

しかし、抽選の順番は、彼らより僕が先。僕が卓を先に選択しなくてはなりません。

当日、私は大阪の仕事の帰りで新幹線の中。ＰＣが使えず、あるのはスマホだけ。しかし、それすら通じない可能性もあります。なので、私の意向は前もって黒木君に伝えておきました。

情報はその都度、黒木君がラインで伝えてくれました。ところが、電話が通じたのです。
黒木君が言いました。
「僕がいいと感じるのは1組か、4組ですかね？いや、2組もあります！」