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追っかけの本分【文・厚谷昇汰】

●女流プロ追っかけキング

このnoteを開いていただきありがとうございます。
日本プロ麻雀連盟所属の厚谷 昇汰です。

この度近代麻雀編集長の金本さんよりお話をいただき、いわゆる「追っかけ」についてのnoteを書かせていただくことになりました。
まさか近代麻雀から文章のお仕事をいただけるとは思っておらずとても光栄であることと同時に、読者の皆様に楽しんでいただけるものを書けるのかという不安とプレッシャーも感じております。

●追っかけを始めたきっかけ

僕はもともとプロテストを大学在学中に北海道で受験しており、そもそも「麻雀プロの追っかけ」という存在を知りませんでした。追っかけを始めたのは東京本部に移籍してからの話になります。

大学を卒業して就職した会社から東京本社への人事異動の話をいただき、同時に東京本部への移籍も決めましたが、移籍当時は友人・知り合いが全くと言っていいほど存在していなかったため、リーグ戦・タイトル戦はもちろん、勉強会や採譜講習など参加できるものはすべて参加して交流を増やそうとしていました。

そんな中で知り合ったのが、同郷でしかも同じ高校出身の山脇千文美プロです(高校当時は全く関わりがなく、東京で出会ってから同じ高校出身だったことを知りましたが)。

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