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ガールズバー戦記【飯盛裕美子】

私はサラリーマン時代(プロになる前)にちょっとだけ副業でバー勤務をしていました。お酒の席ではなかなか度し難い出来事もあります…。

ガールズバーでの私↓

・ワンピース着用(私服)
・手書きの名札つける
・金曜日の夜だけ出勤(レア)
・20時〜ラスト
・時給1200円+歩合
・カウンター越しにお客様に接客します
・仕事、麻雀、カラオケ、結婚についてお話しする事が多かったです。

愚痴を話したいみたいな人はあまりいなくて、純粋にキャストと初めましてのコミュニケーションを楽しみに来られる方が多かったです。新しい出会いって新鮮で楽しいですもんね。2軒目、3軒目に来られる方が多いです。

【タイツ売ってくれおじさん】

私は当時20代前半のキャストの多いお店で唯一の30代として勤務していました。
そのためか?お客様からは「話が通じるちょうど良い奴」的に認知されることもあり、隙間産業に勤しんでおりました。

とある新規の40代のお客様(泥酔)に、こんなことを言われました。

「お姉さんだから聞いて欲しいんだけどお、若い子には言えない、ほんとおに、申し訳ないんだけど聞いてほしい。僕は匂いフェチなんです」

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