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たかちゃん(多井隆晴)に聞く、Vプロとは何なのか?

構成・青森りんこ

日本プロ麻雀協会とRMUによる、VTuberを対象とした麻雀リーグ『VPL (V-pro League)』(通称『Vプロ』)の発足が発表されました。
現在既にエントリー受付がはじまっておりますが、初の試みということで、まだまだ気になる点も多いため、『Vプロ』について、『Vプロ』最高顧問であるRMU代表 多井隆晴プロにインタビューを行いました。
また、システムについて、事務局への質問も行いました。

多井隆晴プロへは『Vプロ』発足秘話や、求める人材、今後の展望、登録者数1,000人までのコツ、VTuberが参入することによる麻雀プロの方へのメッセージなどを、事務局へはシステムについての詳細をお伺いしております。
受験を考えていらっしゃる方、本プロジェクトにご興味がある方はぜひ参考にしていただければと思います。

【公開されている情報】

<試験について>
●エントリー日程 2/1(水)~2/20(月)12:00
●エントリー方法 コチラのページよりエントリー
●受験料 5,000円(税込)
●受験資格 YouTube登録者数1,000人以上かつ配信経験10回以上のVTuber
●試験日 2/25(土)or3/1(水)

<リーグについて>
●対局は雀魂で行う
●原則土曜日20時開始 1日3半荘
●年会費・リーグ戦出場費用 2万円程度/半期(半年)
●ルールは神域リーグに準拠
●全員5分ディレイで個人チャンネルで視点配信を行う
●1卓分はメインチャンネルにて実況・解説付きで配信
●今回受験する方(1期生)は一つのリーグで戦うが、次回以降は下位リーグを設立し、成績により昇降がある

<参考情報>
Vtuber『Vプロ』について

【V-pro League】説明会【Vプロ】

【『Vプロ』事務局への質問と回答】

-開催頻度や対局数は決まっているのでしょうか。

月1回の頻度で、合計6節(3半荘×6日)程度+決勝を行う予定です。

-Mリーグや神域リーグのように開催シーズンは決められているのでしょうか。

1年を前期・後期に分けて行います。
2~4月頃はリーグ戦は行わない予定ですが、大会などを充実させていく予定です。

-人数が4の倍数でない場合はどうするのでしょうか。

抜け番(※)節を作る予定です。
※打たない選手がいる日もあるが、トータルの半荘数は同じになるように調整するとのこと

-実際にプロがゲストとしてこのリーグに入って対局することはあるのでしょうか。

現状はVTuberの皆さんだけのリーグ戦と位置付けておりますので、その予定はありません。

-リーグの結果によって特典はあるのでしょうか。

優勝者には解説などのお願いをするなど、メディアへの露出などを考えています。

【多井隆晴プロへのインタビュー】


-『Vプロ』はどのようなきっかけで立ち上がったのでしょうか。

きっかけは協会さんですね。最初僕はぜんぜん知らなくて、「凄いことやるんだな」と思っていました。僕はもともとVを応援している立場だったから、僕一人じゃなくて、大きい団体がVを応援することは良いことだと、けっこうポジティブに捉えていましたね。
ただ、発表があった後、まわりのVさんやファンの人たちが「RMUでもやって欲しい」「Vといえば多井さんだから多井さんもやってよ」という反響があったんですよね。
そのような反響がとても多く、協会さんから「一緒にやってもらえませんか」と言われて、「僕が関わるんだったら利益をほとんど考えずに、Vとファンのプラスになることを最優先にしちゃうので、赤字になっちゃいますよ」と答えたところ、協会さんが同意してくれたので今の形になりました。

-たしかに「Vといえばたかちゃん」のイメージがありますし、Vの立場からも、たかちゃんが関わることへの安心感は大きいと思います。

最初は申込みに履歴書や顔写真を用意してもらうという話があって。「中の人」とか「前世」とか、そんな意識があったようなんですけど、「中の人」という概念を捨てないと、Vと一緒にはやっていけないと思っています。
僕は、ライオンが来たらライオンだと思って接してるし、悪魔が来たら悪魔だと思って接しているので、関わる人はVに失礼な接し方をしないで欲しいなと思っています。関係者にはそういった話もして、Vのことをいろいろ教えています。

-多井プロが求める人材はどのような方でしょうか。

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