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住み込み打ち子回顧録1【あっさじーん】

キンマ読者の皆様、初めまして!

X(旧ツイッター)にて@atusajiiinというID名で活動している、あっさじーんと申します。

と聞いても、多くの方が「誰なんだおまえ」という感想になるかと思います。

たしかに自分は麻雀プロでもなく、アマチュア強豪でもないです。

しかし、数年ほど前に「住み込みの打ち子」という少し変わった形態で雀荘勤務をしていたことがあり、この度ご縁あってその時の生活を井田ヒロト先生に漫画にしていただく運びとなりました。

合わせて、当時の思い出をnoteで発表させていただことにもなりましたので、一つお付き合い願います!

目次

  1. 1.そもそも「打ち子」とは?

  2. 2.経緯

  3. 3.現地へ

  4. 4.住み込み打ち子生活の実際

1.そもそも「打ち子」とは?

雀荘の仕事というと、多くの方はメンバー業が心に浮かぶかと思います。

しかし、僕がやっていたのはメンバーではなく、「打ち子」という業務でした。

この仕事を一言で表すと、「本走専用の従業員」と言えるでしょうか。

・面子の足りない卓に着く

・麻雀の勝ち負けも一般のお客さんと同様、自分の財布から行う

そして、ここからが重要なのですが、僕は単にその店の打ち子というだけではなく、雀荘に住み込みで働く従業員でもあったのです。

超ざっくり言うと、起きてから寝るまでひたすら麻雀を打ち続ける、雀荘版座敷童というのが僕でした。

まあ、童どころか当時すでに39歳の立派なオッサンでしたけど(笑)

2.経緯


「なんでそんな訳のわからない仕事を?」

多くの人から受けてきた質問です。

答えは簡単。無職になって貯蓄もなくなり、住む場所もなくなってしまったからです。

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