雀荘ゲストの仕事依頼【文・厚谷昇汰】

少し真面目な仕事の話……
いや！僕はいつも真面目ですからね！！？？

みなさまごきげんよう。
真面目っぽく振舞っているだけの男、日本プロ麻雀連盟の厚谷です。

今回のテーマは、「雀荘ゲストの仕事依頼」についてです。
「追っかけnote」の趣旨からは少しばかり外れちゃうかなーとは思ったんですが、数名の女流プロからお話を聞いたのでこのテーマを選んだ次第でございます。

麻雀プロと追っかけの両方からの目線でnoteを書いて、双方のメリットになれたらいいなという思いですので、たまには麻雀プロ目線だけの記事を書いてもいいんじゃないかと思いまして。

●雀荘ゲストの依頼の仕方

追っかけの皆様は感じられていることと思いますが、ここ数年で新しい雀荘がかなり開店しています。また新店ではなくとも、新たに女流プロをゲストとして呼び始める雀荘も増えています。
そうなると必然的に「ゲスト依頼の連絡」も増えていきます。

このような状況で最近数名の女流プロから聞いた話が、「勤務条件を記載せずにゲスト依頼の連絡だけしてくる雀荘が多くなっている」という内容です。

麻雀プロや雀荘勤務に限った話ではありませんが、ほとんどの人間は働いてお金をもらわないと生活ができません。そしてほとんどの人間は「どう考えても割に合わない」と思う仕事は引き受けません。なので、勤務条件を記載しないゲスト依頼は、仕事依頼の仕方としてかなり間違っていると言わざるを得ないです。

雀荘ゲスト依頼で最低限必要な情報は、
★曜日・勤務時間
⇒平日か週末かで集客力は大きく異なりますし、時間帯によっても当然変化します。詳細な日時は後から決めていけばいいと思いますが、最初の連絡でおおよその曜日と時間帯を教えていただけるとスムーズに話が進みます。

★給料
⇒おそらく一番重要な情報です。１時間当たりいくらか、交通費・ゲーム代バックはあるのか、集客力による加給はあるのか、などなど。女流プロ、特に新人プロだと自分からお金の話はしにくいため、依頼の時点でお店の方から明確に提示してほしいです。

★ルール
⇒最近では東風戦や三人打ちの雀荘も増えており、人によってはあまり好みではないルールの場合もあります。また、ゲストが来店する日のみルールが変わる雀荘もあり、Twitterや雀荘のホームページに書いていないことも多いため、依頼時に明記していただけると助かります。自分のファンがどのルールなら来てくれるかがかなり重要なため、集客に影響が出る大きな要因となります。