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「この局No Problem‼」魔神の父のМリーグ観戦記 ⑪ 2023年3月3日

1 渋川 七転八倒 Don't cry

おととい妻が、「今月の『近代麻雀』はまだなの?」と言ってきた。「近代麻雀」の発売日など興味のないはずなのに・・・。
妻は続ける。「あのね、今回の『追憶のМ』では渋君が主人公なのよ」。
私はそんなこと全然知らないのに、どこで調べるんだか、とにかく大したもんだ。

そして昨日。早速買ってきた「近代麻雀」の「追憶のМ」を見ながら、私達はひとしきり盛り上がった。
「あっ私がとても若い‼」「漫画のあなたの格好、『麻雀最強戦』の応援ビデオから取ったんじゃないの?」「渋君、かっこよく描かれているわね」と妻は大はしゃぎ。

※ところでここで問題を一つ。下の漫画には事実と違うところが三か所あります。それはどことどこでしょう。(答えはこの項の終わりに)

やがて話は、特に内川さんや岡田さんの活躍によって5位に浮上した、サクラナイツの成績へと。
今日は恐らく渋川が登場するはず。サクラナイツにとって大切な試合。
一瞬私は妻に、テレビでのМリーグ観戦解禁を提案しようとした。しかしちょっと嫌な予感がして、ぐっと我慢した。
良かった。
この日一緒に応援していたらと思うと、あまりにも恐ろしい。
渋川は惨敗。
あのМリーグ-マイナス記録を作った11月7日の黒沢さん達との対戦を彷彿させるものであった。
ただ私が見るところ、これはno problem。そこまで落ち込む必要は無い。

※問題の答 1 うちはアパートやマンションではなく一軒家です。
      2 渋川は子どもの頃はメガネをかけていません。
      3 渋川に麻雀を教えたのは、彼がもっと小さい頃(幼稚園卒業頃)でした。

2 とりあえず、いつものマイナスパターン 東1局

亜樹さんの調子が良い。
東1局、親で7巡目リーチ。メンタンピンドラ1をつもあがる。1本場は3巡目リーチ。待ちは1・4・7筒。これはたまらない。13巡目につもあがり。メンピン赤裏の満貫。これで亜樹さんの持ち点は50000点を超えた。

そしていよいよ運命の東3局を迎える。11巡目、親の瀬戸熊さんがリーチ。待ちはカン3索。

これがその同巡の渋川の手牌。

瀬戸熊さんのあがり牌の3索は場に1枚切れ。つまり全カラ。(よし、これはもらった)と思うまもなく、渋川が打ち出したのが何と3索。
リーチ一発赤赤裏裏の18000点。これは致命傷。
渋川何をやってる‼

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