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株バイナリーオプションでの勝ち方

こんにちは、きんくまです。
noteではお久しぶりです。

最近全く執筆していなかったですが、毎週相場の振り返りをおこなっているので、またnote記事をを復活させようかなと思っていたりします。

きんくまは、主に「指数」「VIX」「バイナリーオプション」でトレードしていますが、このうち、「指数」「VIX」は方向感不明で、ロングにもショートにも自信が持てていないため、しばらく取引していません。

なので、現在は主に「バイナリーオプション」をやっていることになります。それも為替ではなくて、「株バイナリーオプション」なので、トレーダーの中にはかなり特殊な部類に入ります。

ところできんくまが、なぜ株バイナリーオプションをやっているのか
をご説明すると、理由については以下3点にまとめられます。

①株価はチャートに粘着性がある。為替のように、暴落後にすぐ暴騰するような動きになりにくい。
②指標・市場のOPEN/CLOSE時でトレンド転換するか、トレンドが明確になりやすい。
③指標・市場のOPEN/CLOSE時にバイナリーオプションが持つプレミアム「時間的価値」が極端に大きくなる。

これら3点と言いましたが、事象として連携しています。
つまり①②から株価というのは、
指標・市場のOPEN/CLOSE時に、一方向にトレンドが発生したら、チャートの粘着性によりトレンドが継続しやすい。
ということです。
加えて、③からこのトレンド発生時はIV(インプライドボラティリティ)も大きくなるため、プレミアムが割高になり、インザマネーのチケットがオトクに買える。
ということです。

株バイナリーの取引事例

ここで、GMOクリック証券の、2023年7月6日のNYオープン(22:30)後の株バイナリーを見てみましょう。

このチャートから判断できることは、NYオープン前から下落トレンドが継続しており、NYオープンで大きく下落している。
下落直後に、すぐに反発という動きになっておらず、下落が継続している。
にもかかわらず、IVが高いため、反発しないチケット代金が割安に買える
という感じです。

最後の「割安に買える」というのは直感的には分かりにくいですが、
Eの34251ptに注目いただくと分かりやすいと思います。(下枠赤)

NYオープン後の株価が、その後1時間程度で全戻ししないチケットが777円で売られています。つまり、777円購入すると1000円返ってくるチケットなのでオッズとしては、1.28倍のチケットですね。

いや、5回に1回くらい全戻しするでしょ…とは思うかもしれませんが、1時間という期限付きがある中では、相当にまれです。
全戻しがあったとしても、もう少し長い時間がかかる可能性が高いです。なので、1.28倍の時点で割安といえるわけですが、まだ油断はできません。

7月6日の場合、23:00に「ISM非製造業」「JOLTS求人件数」にビックな指標があるため、その変動も織り込まれていて、このチケット価格になっていることが推定されるため、少なくとも、指標を通過するまでは購入を見送るという判断が賢明となります。

しばらく時間経過して、23:00のビックな指標を通過した後が以下の図です。

23:00の指標通過で、株価はさらに下落しています。そのため、明確な下落トレンドが形成されています。
全戻ししないに賭けるチケットも777円(1.28倍)→928円(1.08倍)となっていますが、途中でイベントもなく残り50分と少なくなる中で、全戻しする確率が劇的に減っていることは分かると思います。

ここで928円のチケットにフルベットします。200枚賭ければ、14,400円のプラスになりますが、100枚とか200枚とかというのは、もう100%起きえないという思考の下でベットします。

時間が経過して満期になりました。ほぼ狙い通りの動きになり、危なげもなくクリアーできました。

ここで重要なのは、エントリー直後に以下の4つのシナリオを用意しておくことです。

①狙い通り、下落トレンドが続けば勝ち
②狙いがはずれて、ヨコヨコになっても勝ち
③狙いがはずれて、少し反発する展開になっても勝ち
④エントリー直後に大反発が生じて、全戻しすると50%勝ち

とくに重要なのが④です。通常では考えられないですが、残り時間がわずかの間にトレ転し、しかも勢いよく全戻しのペース。
すると、とうぜん肝を冷やす展開になるわけですが、ここまででも負けが確定したわけではありません。まだ50%残っています。

全戻ししたあともすぐにチケット代金がゼロになるわけではなく、400~500円分の残価が残っています。ですので、全戻ししたあとに「転売して損切り」「50%勝負に持ち込む」が選択できるわけです。

たとえば、500円で損切りした場合は、928円→500円と、1枚当たりの損失は428円、200枚であれば85,600円の損失となるわけですが、これが実際の損失になります。全損すると185,600円なので、その半分で済みます。

これは、14,400円儲けるために、85,600円のチケットを購入するのと同じなので、実際としてオッズ1.16倍の馬券と同じ発想になります。
つまり、50分以内に全戻しする確率が1/6よりも小さかったら、期待値的にプラスになるわけですが、みなさんはいかがに見えますでしょうか。

上記のように、このチケットで負けるためには、短い時間で一点の陰りもなく猛烈に全戻しする必要がありますが、何もイベントがないのに、直感的に6回に1回も起きないんじゃ?と思うのではないでしょうか。

それも、この上図では、ギリギリ届かず勝ち、というパターンもあるわけですから、実際は50%勝負に持ち込んで勝つことも多いです。チケットの値付けも、実際に勝つ確率も50%以上の織り込みがあり、ドキドキはするけど勝ちを拾えるパターンです。

なので、確実に負けるパターンは、上記のように、NYオープン時の暴落以上の暴騰で反発してその後に下がりそうもない、というパターンに限られます。
こんなのってありえないだろ、と思えるレベルですよね。
なので、100%勝つつもりでフルベットしにいくわけです。

まとめ

株バイナリーの取引事例をもとに、株バイナリーってイイヨネ!というお話でしたけど、いかがでしょうか。バイナリーオプションの本質的な仕組みについても、どこかで記事にまとめてみたいですけど、今日はここまで!

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